Aクラスと暮らすほぼ毎日で無い日記
   w-168
 


99年9月29日
ラメラーの季節

気が付くと、私のAはもう少しで5000kmのところまで走っていた。

今年5月末の購入だから約4ヶ月間でこの距離は、私としては結構早いペースだ。幸いトラブルと言えば、購入当初に起きた始動時のアイドリング異常が2回(以後起きていない)と雨の日のウインドウの滑りから来ると思われる「ギー音」位だ。

それ以外はトラブルらしいトラブルには遭遇せず、夏場もエンスト未経験で過ごした。故障続きの方々には申し訳ないが、結構当たりだったかも知れない。

普段はあまり高回転で回すのは好きでは無い(うるさいから)、2000回転を越えた辺りでティプシフトで落とす、と言う乗り方をしている。燃費は前回が12.5km/lと最高値だったが、平均では11〜12km/lと言った所だろうか。この値はエアコンオンでも、高速走行主体でも、あまり変わりは無かった。

すでに1年点検を受けた人がいると聞いて、もう発売から1年経つのだと思った。そう言えば昨年の今ごろはゴルフ4の試乗に行ったり、ポロのマイナーチェンジを待ったりしていた頃だ。結局はヤナセのダイレクトメールがきっかけではあるが、あの頃Aクラスの評価はいま一つだった。

最近の雑誌では、手のひらを返した様にAクラスを褒めちぎっている。まぁ、足周りその他の改良があったのだが、すでに今年の入荷分からは改良されていた訳で、初期型の堅いディーラー車に乗って閉口していた「あの人」は買ったのだろうか?

最近やっと涼しくなって日差しが和らいで来た。あの時、ゴルフ4を買っていたら、フルオープンにしたラメラーの爽快さは知らなかったのかも知れない。

今でも時々珍しそうに見られるが、A-190やAMGも発売されると街中にAクラスが走る日も遠くは無い気がする。

100km/hで2500回転
本屋さんとAクラス

PS : Aクラスを指差して「あれが一番安いベンツだ」と言った親父さん、気を付けた方がいいよ、会社ではそう言う見方しか出来ない人が一番のリストラ対象なんだから。

99年9月28日
衝動会い?

日曜日にDEODEO(旧第一産業)へ行った。

ここの所、休みの日には良くここへ行く。涼しいし、風船が貰えるので子供が良く行こうとせがむのだ。おまけにインターネット使い放題だし、新製品は一早く展示される。

G4が鎮座している辺りは結構込み合っていた。やっと順番が来たと思ったら、どこかのガキ(いや御子息)が一向にマウスを離さないで、無茶苦茶遊んでいる。「おい、早くしてくれょ」と言いたかったが、ここは大人ゆっくりと待つ事にした。ようやく順番が来たと思ったら、フリーズしていた。

G4の感想は、G3を初めて使った時程のインパクトは無かった。恐らくPhotoshopやCG系のソフトを使うとその威力が解るのだろうが、それでも初値198000円は安い。最近のAppleの傾向は最初から仕切りが安く、最終まであまり値崩れを起こさない。

ところが土曜日から旧G3が、一斉に値下げされた様だ。

・PowerMacintosh G3/350(M7556J/A)   \158,000-

・PowerMacintosh G3/400DVD(M7555J/A)  \178,000-

・PowerMacintosh G3/400ZIP(M7554J/A) \198,000-

・PowerMacintosh G3/450(M7553J/A) \218,000-

 

なんて、出ている。安い機種で3万円、高い機種で13万近い値下げだ。G4の供給不足の為の在庫処分と言う話があるが、400DVDなんてちょっと考えてしまう、しかしメモリーは高騰中だ。

ところでiBOOKの予約状況はどうだろうか。そう思って、近くの店員に聞いて見るとすでに50数台の予約が入っているそうで、初回入荷分ではたぶん手に入らないだろうと言う事だった。それを聞いてちょっと安心した。「今予約すると来月初旬に入ります」って言われたら、きっと予約していたに違いない。噂によると、台湾地震の影響で工場への電力供給不足からiBOOKも少し遅れ気味の情報もある。

次期iMACは3種類出て上位2機種はDVD搭載器らしい、iBOOKが何時までもG3/300と言う訳には行かないだろう。先が見える限りどうしても躊躇してしまう。欲しい時が買い時なのは解っているが、欲しい時に限って、金銭的に余裕が無いのだったりする。くー(;.;)。

今はただ衝動的に買わない事を祈るだけだ。

デオデオとAクラス(では無い)
そんな感じで、毎日Aと共に暮らしている。
 

99年9月27日
Aクラス入り

ダイエーホークスが優勝した。

いや、別にホークスファンでは無いのだが、優勝=優勝セールなのだ。野球チームと無関係な当地では、西武デパートも無ければ阪神百貨店も無く優勝セールとはほぼ無関係に暮らしてきた。よって、ダイエーが唯一優勝セールの味わえる球団なのだ。

家から10分もかからない所に、このダイエーがある。大店舗法の改正以来、当地ではここ2〜3年郊外のショッピングセンターが乱立した。このダイエーもその一つだが、他店の様に四国最大級の売り場面積であるとか、映画館併設と言った魅力は鳴く、店舗の大きさに比べ、今一つの客足だったのだ。

昨日の朝、職場へ忘れ物を取りに行った帰り、このダイエー優勝セールの渋滞に巻き込まれてしまった。仕方なく別ルートで帰ろうとしたら今度はマラソン大会に遭遇してしまい、いつもなら15分の所、1時間近くもかかってしまった。

と言う事で、夕方そのダイエーへ行った(なんだやっぱり行っている)。開店以来のすごい混雑だ、普段は行く事も無い屋上の駐車場まで行ったが、なかなか空きが無く探すまで、相当時間が掛かった。それに商品は1割〜2割引なのだが、大して安いと思わなかったし、レジの前がまた長蛇の列なのだ。

経営不振に陥っているダイエーもこれで少しは潤うのだろうか?来年はローソン株も売却予定だと聞くが、ダイエーホークスは今が一番の売り頃かも知れない。

名実共にAクラス入りを果たせたのに。(やっとAクラスと繋がった、え?関係無いって(^^;))

ダイエーバンドール店屋上駐車場にて
99年9月25日
もう一度パンダに乗りたい(その2)

パンダの古いカタログを発見した。

先日、パンダの話を書いたが、昨日昔の古いパンダのカタログ(1984〜5年あたりと思われる)が出てきた。究めてシンプルなカタログだ、もう一つパーツカタログの様な物があった気がするが、それも1枚程度だったかも知れない。

内容は、1980年のトリノショーで発表になったパンダがフィアットとユーザーとの文通みたいな物語で始まり、丈夫で故障知らず、塗装もしっかりしていて、日本に豊富なパーツ類の在庫がある事を書いてある。

実際はその逆であったが、当時もイタリア車の耐久性の不安を少しでも減らそうと言う涙ぐましい努力のカタログだ。

  
  
  
私が乗っていた同じ色のWサンルーフ車
黒はちょっとオシャレ
上から見るとフルオープンのWサンルーフ

当時はツートンで、下はグレイだった(黒色が退色した?)。ウインドウガラスは真平ら、1本アームの気まぐれワイパー。こんな薄っぺらなシートだが、乗り心地は大変良かったし、キャバストップも丈夫で一度も雨漏りは無かった。上から見えるお姉さんの顔は思いっきり80年代って感じだが、良く見るとパンチラだったりする(^^)/

 

  
  
  
ボンネットはスカスカ
質素で斬新なインパネ
取り外し可能のリアシート

ウインドウ下の吹き出し口を止めるビスは4箇所全て閉めすぎで、プラスチックが割れていた。これも仕様なのだと思っていた。インパネはシートと同じ材質の布だった、この隙間に入るトレイをオプションで付けていた。今でこそ規制緩和でシートが外せる国産車が売りになっているが、パンダは最初っから取り外して、ハンモックにもなった。

こんな車日本じゃ絶対作らない、それが良いのかも知れない。(ダイハツ ネイキッドは似てるの?)

99年9月24日
運動買い?

上の息子の通う小学校で運動会があった、台風接近中だと言うのにピーカンの天気だったのだ。

運動会シーズンになるとビデオカメラが売れるらしい、それを煽るように毎日CMが流れている。毎度の事ギャラリーは沢山のビデオカメラのオンパレードである。

大半の親達は、子供が生まれた頃にビデオカメラを買っている。よって子供の産まれた時期が同じなのだから、第一子であれば、同じビデオカメラを持っているお父さんも一杯いたりする。

最初の子供が生まれた8年前は丁度、Hi8ハンディカムが登場した年でもあった。当時8mmのハンディカム自体は発売されていたが、Hi8版は開発途中だったのだ。それを知っていた私は、子供が産まれたら絶対買おうと思ったいたが、Hi8版はなかなか発売されなかった。子供が先かHi8が先か焦っていたが、結局子供の方が先に出て来てしまった。

それから約1ヶ月後にHi8が発売された、よって生まれたばかりの映像は無い。妻からは未だにその事を言責められる「どうして早く買わなかったのょ、同じ形じゃない」と。

それからずっとこのTR-705を使い続けていたのだが、昨年末とうとう動かなくなってしまった。それはクリスマスまであと3日と言う頃だったので、急いでDV(デジタルビデオ)カメラを買いに走った。検討期間3日と言う私にしては異例の早さだった。最初はパナソニックのC2あたりにしょうと思っていたのだが、妻が「どうしてもSONYで無いといけない」と言い張るので結局ソニーの一番新しいDVとなった。(何故か妻の実家はソニー製品だらけだ)

それから3ヶ月後メモリースティク搭載機が発売され、そして今度は小さく軽くなった。1年も経たない内にわが家のカメラは少し重くて大きいDVとなってしまった。

8mmのDVも発売されたが、その大きさからあまり売れていない様だ、これから買う人にとっては記録媒体は何でも良いのかも知れない。DVD-RAMの規格統一が進むと、やがてDVD-DVなんて発売されるかも知れない。でも大きさから考えて、8cmDVD-RAMになったりするのだろうか。

技術がどんどん進歩して、新しいビデオカメラが開発されてたとしても、結局は親バカ達が撮った(他人は見たくも無い)子供の姿だったりするのだ。

それは銀板写真の時代から永遠に変わらない事かも知れない。

Aクラスと運動会(旗見える?)
歴代のビデオカメラとAクラス
99年9月11日
中年の手習い

何を血迷ったか、エレキギターを始めた。

いゃ、正確には昔ちょっとだけフォークギターをやった事はあるが、「F」が押さえられなくて挫折していたのだ。しかしネックの細いエレキならなんとか出来るのでは無いかとずっと思っていたところ、某所より「偽ストラトキャスター」入手したので、再度やって見ようかと思った訳である。

別に他意は無い。今更、学園祭デビューをしてクラスの人着者になろうなんて考えていない(いやなりたかった)。ギターを家に持ち帰ったところ、妻は「今更そんな事して、何しょうと思っているのー」だった。はて、この言葉、賢者の皆さんなら聞き覚えのあるはず。そうAクラスを買った時「赤い車を買って、何しょうと思っているのー」と同義語であった。

まぁ、妻のこの言葉に耳を傾けず、私はせっせとギターの練習をしょうとした。がしかし、弦が腐っている(様な音だ)。提供者が気を聞かせてくれて新しい弦を付けてくれたのだが..........。

はて、弦の張り方がいま一つ解らない、チューニングもうる覚えで自身無い、おまけに部屋に置いておくと邪魔者扱いだ。仕方無くそれから1ヶ月近くAのトランクで眠っていたのだった。

が、困った時はインターネットだ。幸い、近所に住むY夫婦に「弦張りとチューニング」と言う名のオフをお願した。(お世話になりましたm(_ _)m)

蘇った「偽ストラトキャスター」を手に再び練習開始だ。ところが今度はシールドケーブルが接触不良だ、おまけに一度会わしたチューニングも直ぐにずれてくる。そこで、島村楽器まで、ケーブルとチューナーを買いに行った。

iMACも扱う島村楽器に久しぶりに行ってみると、何だかワクワクする。沢山のキーボードや音源を見るとつい手を出したくなるのだが、ガマンガマン。お目当てのチューナーはなんと1400円だった、安い!! もう一つ「やさしいエレキギター入門」って言うCD付き教本まで買ってしまった。これでソフトケースにギターを入れて商店街を自転車で二人乗りすれば、気分はもう高校生だ。

実は、ギターを部屋に置いておくと子供達が興味を示している、小さな頃から身近に楽器があれば、何時か目覚める時がくるのだろうか? ちょっと楽しみでもある。

Aクラスと「偽ストラトキャスター」
買ってと叫ぶキーボード達
Aクラスと1400円のチューナー

99年9月21日
もう一度パンダに乗りたい

最近良くパンダを見かける。

しかも運転しているのは若い女性が多い(気がする)。今まで自分が乗った国産車とすれ違っても何も思わないが、パンダだけは何故か気になる。そのパンダもいよいよ製造中止になったらしい。

ジウジアーロデザインのパンダは、直線を多様したデザインとパッケージングの実用性のバランスが絶妙にとれた車だった。本国イタリアやヨーロッパでは完全な生活車として使われているが、日本ではオシャレでスマートな生活の道具として評価を得ていた。そのパンダも設計の古さからヨーロッパの衝突安全基準には不適当とされ、生産終了となったと言う噂を聞いた。

実際、基本設計は20年近く変わらない車だから相当長生きの車だったと思う。私自身、次から次へとモデルチェンジを続ける国産車に嫌気がさしてたので、この車は最低10年は乗り続けようと誓っていた。

私が乗っていた頃は903cc(4OHV)でエアコンを付けるとひ弱なエンジンが唸っていた。そのエアコンも車を買って2年間位付けなかった(夏はダブルサンルーフ全開)だが、エンジンが変わる(86年にSOHC1L)と聞いてあわててて付けた覚えがある。

当初ディーラーからの返事ではエアコン自体はもう無いと言われ、どうしょうかと悩んでいたら、当時取り扱いだったJAXから「あまった部品を組み立てればなんとか1台分がある」と言う(本当だったのか?)。最後の一つと聞いてオーダーしたら確か35万円ぐらい費用がかった。

しかし、エアコンを付けると坂を登らないので、坂道になるとエアコンを消していた(^^;)。

そんなパンダも原因不明のエンジンが掛からない病に陥ってしまい、泣く泣く手放した覚えがある。その次に乗ったのはシビックSiだったから、それはもう格段の差を感じた。

が、しかし今でもパンダを見かけると妙に気になる。今はエンジンは改良されCVTまで付いている、もう一度乗りたい気持ちもあるが、丁度結婚する前に故障続きの事を知っている妻からは、「もうあんな車は止めて」と釘をさされている。

パンダに乗りたい本当の理由は、パンダに乗っていたあの頃に戻りたいのかも知れない。

パンダと205 どちにらも思い出深い車だ (高松市近代美術館地下駐車場にて勝手に撮影)

99年9月20日
労働者階級の乗り物

昨日SLKと遭遇した。

買い物へ行く途中、抜きつ抜かれつで走っていたのだが、それがまた絵に描いた様なカップルだった。男は、彫りの深いハーフか?と思わす二枚目で、黒色のサングラスをかけた女性の方は周囲を意識してか、しきりにソバージュの髪を撫でていた。歳の頃は30過ぎの大人って雰囲気だったが、ひよっとしたら夫婦かも知れない。でも直射日光は暑そうだった。

オープンカーは好きだが、天井を閉めたときのあの黒色のトップがいただけない、どうも違和感がある。その点SLKの良さは閉めるとハードトップに成って、普通のクーペに見える事だ。しかし、SLKのスリーポイントスターはデカイ。これでもかっ、て感じでお金持ちを演出する。

私の周りのお金持ち達は何時も多忙で、休日でも携帯がひっきりなしに掛かってくる。それはまるで何時までもクルクルとオリの中で回っているハツカネズミや、泳ぐのを止めたら死んでしまう鮫の様に仕事に追われ、何か満たされていない人が多い。そんな人達の買う車はフラストレーションのはけ口の様だ。フェラーリの写真を年賀状で送ってきた友人は毎日昼食は5分しか無いと嘆いていた。

年収2、3千万は未だ金持ちの入り口かも知れない。ロンドンの街角で留学中の日本人娘が、連れの白人男性から「マクドナルトで食事しようと」誘われたところ「ウソー、それって労働者階級が食べる物でしょ」って言ったのは驚いた、所詮階級が違うのだ。

私の行くヤナセでは、ベンツ車とそれ意外では建物が違う(全国的にそうらしい)。労働者階級とは一緒に買い物できないのだ。いや本当のお金持ちは、ディーラーには一度も行かないし、修理も引き取りが当り前だ。物欲が無く欲しい物の値段や支払い方を知らない。よってベンツが良さそう、と言う事だけで買ってしまう。その点「にわか成金」は直ぐにポルシェとかフェラーリに手を出す、しかも値切ったりする。

Aクラスは労働者階級向けに作った始めてのベンツかも知れない...........(Cがあるって?)

暑そうなSLK
オープンカーは「20。」が欲しいなー。

99年9月18日
黒い線の秘密

Aのフロントガラス上部には青い「ぼかし」が入っている。

最初この「ぼかし」を見たとき、「古い」と思った。私が小学生の頃、確か父親が運転していた車にこの青い「ぼかし」があったのを記憶している。何故かおやじ臭く、先日書いた「肘掛け」の様な気がした。

この「ぼかし」の正式名称は知らない、グラディエーションだろうか?(そのまんまやないか)。私が今まで乗り継いできた車にはこの「ぼかし」仕様のフロントガラスは1台も無かった。

そう言えば、知っている友人やレンタカーにも無かった、ひょっとするとこれは高級車にしか存在しないのか?と思ったが駐車場にある国産中級車の何台かにはその「ぼかし」は存在した、が茶色であった。

これは古めかしい仕様なので、時代共に無くなって行ったのだろうか?それはコスト削減の為かも知れないし、ガラスの素材自体が変わって眩しく成らなくなった?のかも知れない(いやそんな事は無い眩しい)。眩しさの軽減はスモークドガラスに取って変わったのかも知れない。

しかし、この「ぼかし」、結構重宝している。夕方、西日が眩しい時間には、ちょうど太陽が隠れて、サンバイザーを下げる必要も無い時がある。朝日の眩しい時も同じだ。便利なのに最近の車には何故ないのだろう?。やはり高級車だけなのだろうか?

この「ぼかし」部分だが、両サイドに「ここまで」って感じの黒い線が入ってる。これも謎だ、こんな線を引かないと出来ない製造方法なのだろうか、やはり几帳面なドイツ人の性格なのか?とも思っている。

ソニーのコンピューターディスプレイ(トリニトロン管)にも画面に細い横線が入っている。これはアパチャーグリルに取り付けられたダンパーワイヤーの影なのだが、これを見ても故障か?と思ってサービスに電話する奴も居るぐらいだから、もし、日本車でこの線が入っていたら、きっとディーラーにクレームを付ける奴が居るに違いない。(日本車にもあるのかな)

え?.............ひょっとして線が入っているのは俺だけ?(ちょっと心配)

ぼかしグラディエーション
黒い線はT字になっている
A↓S1と書いてある

99年9月17日
海とAクラス

私は海のそばで暮らしている。

これを、「俺のうち、海の見えるマンションなんだぜー」と自慢げに言うと「きゃー素敵、ロマンチック」となる(いやならない)。しかし、海のそばで暮らすのは案外たやすいものでは無い。

あれは、今年の6月頃だったろうか、台風でも無いのに突風が吹いて駐車場の屋根が吹っ飛んだ。幸い仕事に出かけており、車は無事だったのだが、近所の人に聞くとガタガタと凄い音と共にネジがはずれかかっていて、車を退避させていた途中の事だったそうだ。

それから、数ヵ月修理費の事で管理組合と工務店の間で色々とあった様だが、8月になってやっと元どおりになった。実はこの屋根は、冬になると海からの海水がもろに掛かるので、その為の屋根なのだ。よってAクラスでさえフロントガラス辺りは雨で濡れてしまう程中途半端な長さなのだ。本当は全部覆って欲しいのだが、マンション建設後の事だったので、建築会社との話し合いの末、ここまでが精一杯だった様だ。

それでも、雨の日には重宝する。晴れた日の瀬戸内海はとっても綺麗で自然と共に暮らすのは気持ちの良い事なのだが、自然の厳しさを知る生活でもある。

昨日、駐車場に車を止めていると同じマンションの人が声をかけてきた。「いいですねーこの車、実は昨年ドイツへ行った時、アウトバーンでこの車を見て気に入っていたのですょ」との事だった。この人、仕事は建築のデザイン関係で、結構車好きらしい、私も悪い気はしないので、あれこれ、小一時間も車談義に花を咲かせてしまった。

このマンションの駐車場にはいろんな車が止まっている。私の1台隣にはジャギュア(徳大寺風)が止まっているのだが、時々エグザンティアや406になって帰って来る。

それって入院中ってこと?ジャギュア君。

屋根が飛んだ図
屋根の修理後の図
ジャギュアとメルツェデスの図
 
99年9月14日
ドリンクホルダーか肘掛けか

Aクラスの2000年製から肘掛けが付いた。

これを聞いた時に「あーやはり付いたか」と思った。ポロに社外品の肘掛けがバウハウス(ショプ)で売っていると言う情報が(ポロの)掲示板で流れた時に、その使い良さから沢山の購入者があった。それを読んで肘掛けの良さを知り、もしA クラス用の肘掛けが出たならば購入しょうと考えていた。

が、しかしこの肘掛け、どうも使い勝手が良くないらしい、外してドリンクホルダーにしたい人までいるらしいのだ。ウインドーやシフト操作に干渉して邪魔らしいし、後ろへ立てても後部座席とのやり取りに邪魔になる様だ。

肘掛けは「おやじ車」の証拠だ。長距離を高速で運転する際に肘掛けがあればゆったり出来る。これは体力の衰えた人間にしか解らない良さだと思う。私も20代の頃、肘掛けなんかある車はいやだったし、使わなかった。

でもねー、冬になると「ズボンした」を履くと止められないのと同じで、この肘掛けはおやじにとって重宝するかも知れない。(断わっておくが私は、ズボンしたは履かない)

変わって、ドリンクホルダーは思ったより使っている。最初は後ろにあって不便だと思ったが、子供達が乗ると安外使うし私自身も時々使う。本当は、インパネの何処かから飛び出して使えれば良いが、Aクラスには設定が無いし、オプションの(オーディオ下設置)カップホルダーは左足と干渉して使いにくいらしい。もう少し、上にあれば良いのだが、ゴルフ4は上過ぎて使いにくいし、ルーテシア2はダッシュボードの蓋を開けないと使えない。やはりヨーロッパではドリンクホルダーは実用としては使われないのかも知れない「運転するのに何故飲み物を飲まないといけないのか」と言った文化の違いがある様に思える。これはヨーロッパのナビを見ても解る事だ「運転しながらどうやって地図を見るのだ」とね。

ヨーロッパ車のインパネが日本車に近づくのは構わないが、車の中で、「食事」や「電話」果ては「トイレ」から「子作り」まで何でもする日本人とは所詮習慣風習が違うのだから、仕方が無い事だ。

ドリンクホルダーが適切な位置にあり、ナビがセンターの見やすい所に来る日もそう遠く無いと思うが、次期VITAなんか見ていると、何だか世界中の車が日本車的になって行く様で、寂しい気がする。

キュンは結構美味しい、サプリと共に私の好物

朱塗りのティシュボックス付きVクラス「恋愛仕様」なんて出たら悲しいぞー。あ、Vクラスだったら「愛人仕様」か(^^;)。

99年9月13日
「俺はベンツに乗っている」

久しぶりにオートバックスへ行った。

地方のABでAクラス用のパーツを売っている訳では無いが、何か新しい製品が出ているかも知れないし、ひょっとして現品限りの大特価品の出物があるかも知れない。(「現品限り」って結構すき)。

店に居るとすぐに聞こえて来た。「シルビアでお越しの○○様オイル交換が終了しました」とか「アコードワゴンでお越しの○○様〜」と言うアナウンスだ。しかし、これが外車の場合だとちょっと違う。以前、オーディオを付けた時は「ベンツでお越しの○○様」だった。何故か「Aクラスでお越し」とは呼ばれない。しかもA4でも「アウディでお越しの」とかEクラスでも「ベンツでお越しの○○様」だ。

しかし、ゴルフだけは「ゴルフでお越しの」であり決して「フォルクスワーゲンでお越しの」とは言わない。「フォルクスワーゲン」は旧ビートルを意味するからだと思う。まぁだれの車か解れば良い訳で、知名度の差なのだ。シルビアで来た客に「日産でお越しの」だと該当者は沢山居るし「トヨタでお越しの鈴木様」だったら2、3人いるかも知れない。地方のオートバックスにはベンツでお越しのお客は一度に何人も居ないのだ。

面白い事に外国のインタビューを見ると「俺はホンダに乗っている、こいつは最高だぜ」って言う、それって何、NSXなの、ライフなの?って思ってしまう(ライフは外国では売ってないか)。昔は日本でも「俺はホンダに乗っている」だけで通じた時代があった。でも多品種のこの時代に、もうメーカー名だけでは判断しかねる。車業界の再編成で、高級車のベンツがスマートを作り、VWがD1を開発する時代だ、何時までもメーカー名だけで車格が判断できる世の中では無くなって来ている。

ところで代官山のオートバックスではAクラスはやはり「ベンツ」のお客様なのだろうか?

何故かイエローハットの方が注目度が高いAクラス

99年9月11日
貧乏人のシートカバー

リアシートにカバーを付けた。

と、以前も書いたが、これはオートバックスやイエローハットのチャイルドシートの脇で良く売られている子供用のシートカバーだ。何処が子供用かと言うと、ジュースをこぼしても良い様に発水性の布を使っているのと、ごみを受けるポケットの様な物が下の方に付いているだけなのだ。

子供は土足で上がったり、食べ物のゴミを落としたりと、汚してしまう。これが新車だとちょっと気になるので、何か良いものは無いかと探して見つけた。価格は確か1380円だったと思う(ダイエー・バンドールで購入)。柄がカラフルなので、とりあえず付けてみたが、横幅は足りないし、止める所が上部の紐が2つあるだけでの、文字どおりカバーだった。

これで、2ヶ月近く走っていたが、子供達が乗った後は皺になってめくれてしまう。そこで、紐で止める事を止めてヘッドレストが当たる所にハサミで穴を開けて、そのままヘッドレストを刺して固定した。

ヘッドレストで串刺しにした
ちょっと綺麗に見えるでしょ

しかし、窓を開けると風でめくれてしまい停車したらテントの様になってしまう。そこで、リアシートを倒すレバー辺りに紐を縫い付けて、ここに結んだ。これで、少々の風でめくれる事は無くなったし、子供達が乗った後も奇麗になった。

紐を縫いつけた苦心の作
レバーの所にくくり付ける

まぁ、仮だから仕方が無い。本当は、本皮シートにすれば良かったと未だに後悔している。23万円は本皮シートにすれば格安だ。後付けのシート張り替えと言う手もあるが、30万円以上になってしまう。またAクラス様の皮のシートカバーも存在するが、それでも10万円以上はする。

そこで、Aクラス用のシートカバーが無いかと探したら、ここにあるらしい。但し、Aクラス専用のピッタリとしたシートカバーがあるかどうかは解らない。しかも柄がヨーロッパ車にありがちな、今一つのデザインなのだ。価格は4万円台からなので、ひょっとしたらシートカバーの縫製をしている専門店で作った方が価格的にも納得するかも知れない。

ボルケーノレッドの内装はスレートグレーだ。これはシックで良いのだが、少し暗すぎて白い綿埃が目だってしまう。注文時にブルーバイオレットすれば良かったと後悔しているが、今はオーダー出来ない様だ。(昨年時はオーダー出来た)

これから購入を考えているヤングファミリーの方には本皮シートのオプションをお勧めする。ひょっとして地方のヤナセだと、カタログ外のオプションは説明が無い場合もあるが、本国のオプションは注文時に全てオーダー出来る。(この辺りはリンクしている他のHPで詳しく説明されているので参考にして下さい)

10年乗るつもりで、少し飽きたら、シートカバーやインパネ等を少しずつ変えていきたい、と思う今日この頃なのだ。

 

99年9月10日
新型カブトムシ

ニュービートルの「本」を買った。

「CARTOP MOOK」から出ている、別冊の本だ。冒頭に「デザインに魅力を感じないならニュービートルを語るべからず」と出ている。これって、Aクラスにもそのまま当てはまるのでは?と思った。が、メルセデス家の末っ子は、たとえ出来の悪い息子であっも、外見だけで判断されては困る、と世間から評された。その点、VW家の出戻り娘は、美人だと言う理由だけで暖かく迎えられているから羨ましい。

そんな訳で(どんな訳だ)、Aクラスの購入者にはニュービートルにも興味をもっている人が多いのでは、と思っている。

私自身はすでに、実車を見たし運転席にも座って見たが、残念ながら買おうとう気持ちには至らなかった。理由の一つは大きいと言う事だ。ゴルフ4ベースの車に2ドア前と後ろが異常にでかく(感じた)、なのに中は狭い。運転席前のダッシュボードは鉄板プレートを置いて焼き肉が出来るほど広大だった。これでは運転の下手は私だと、きっとぶつけるに違いないと思った訳だ。

もう一つは、やはり子持ちには2ドアは不便だし、価格が300万円は越えるだろう、とアナウンスされていた事だ。実際はエントリーモデルで239万円、フルモデルの PLUS(MACか?)でも289万円と言う戦略的価格だった。これもAクラスと似ている。

しかし、どんな理由があるにせよデザインに魅力を感じる人はきっと購入するだろうし、中味はゴルフ4で証明済みだ。値引きも限りなく0に近く、納期は車検切れをハラハラさせる程長いのは想像出来る。これは人気車種デビュー時の宿命だ。

すでに、こんな田舎でも平行輸入車として何台か走っているし、中古車でも出ている。みんな待ち切れないのだろうか? アメリカでは大ヒットだが、ヨーロッパでは今一つらしい。はたして日本でどれほど売れるか楽しみでもある。

尚、同じ左ハンドル(右ハンドル車は来年発売)の北米仕様と日本仕様では若干、駆動系の味付けが違うそうだ。日本向けには若干アップした馬力とトルク、ローギヤード気味のミッションと合わせて、ゴーストップの多い日本の交通事情に合わせて、よりキビキビ感を出そうとしているらしい。Aクラスにも見習って欲しい気の配りようだ。

ひょっとしたら、乗り心地の不満やエンストで困っているAクラスの人達が流れていく人もいるかも知れない。あなたは何色が良いですか?

プレス用の写真がHPにある
実物は結構デカイ
99年9月8日
Aクラスってどう思う?

久しぶりに友人I氏の家へ遊びに行った。

腐れ縁である。高校の時の同級生なのだが卒業以来何年も会って無かった。20代の頃だったか音楽関係で再開し、時々電話で話をする仲だった。

ある日、「MACってどう思う」と電話があった。私は「あれ高いょーソフトだけでMSX買えるょ」って答えてたと思う。それから数日後、共通の友人が結婚式をするので余興の策を練る為、彼の家へ始めて行った。

彼は部屋へ入るなりキーボードのスイッチを押した。「ジャーン」と音を立てて青白いディスプレイが薄暗い部屋に灯った。そこで、見た物は当時日本で発売されたばかりの「MAC Plus」であったのだ。なーんだ買ったんだ。

マウス自体はすでに98にもあったし(OSとアプリの区別がつかなかった)、白黒二階調の小さな画面を見ても興味は涌かなかったが、アニメーションの様に動くフォルダの展開やサンプリングサウンドのリアルさに、徐々に魅せられて、熱く語る彼のMACへの思いに聞き入っていたら、とっくに深夜12時を回っていいた。

結局結婚式の打ち合わせは帰り際のほんの5分だけで終わった。

何年か経って彼から電話があった「プジョー205GTIってどう思う」であった。「うーん、故障多いかもでも良く走るみたい」と答えていたら、数日後に「買った」と連絡があった。それからも「○○ってどう思う」と言う電話が時々あったが、結局彼はその時点ですでに購入を決めていて、最後の背中を私に押させていたのだ。

去年の事だった「アルファの145ってどう思う」と電話があった。私は「って買うの決めてんでしょ」と言うと「解るー(^^;)?。」であった。そのワインレッドの145も1年経ったが、故障と言う故障は無いと言う事だ。「まぁ、イタリア車はこれからだょ」って言う彼の顔は、嬉しそうな故障フェチに見えた。

アップルの創業者の一人スティーブ・ジョブス氏が、ペプシコーラのジョンスカリー氏に「一生砂糖水を売るつもりですか、私と一緒に世界を変えてみませんか」と言う誘いをした事は有名な話だが、MACの為に人生を翻弄された人々はアメリカはおろか日本にも大勢いる。

普通のサラリーマンから「もうマックにお金をつぎ込めれない」と言ってMACショップに転職した彼もその一人かも知れない。

豪華な車庫
汚れるから黒にしたホイール
ヘビマークは永遠に

今WORLD PC EXPO 99に行ってるらしい、結局高校生の頃から進歩して無いって事ね、お互いに(^^;)。

 

99年9月7日
秋の気配

毎朝、同じ時間、同じ道を通勤していると必ず出会う車がある。

私の場合、ほんの5キロ、時間にして約15分程度だがそれでも沢山の車と出会う。最初に会うのは黒色のちょっと古めのポルシェ、家から出て少し走ると、何時も右手から出てくる。こっちが前だったり、後ろだったりするが、途中まで同じ道を通って橋の所で真直ぐ行ってしまう。

もう一台、国道を挟んで対向車線を走ってくる真っ赤なゴルフ4、最近になって若い女性だと判明。出会うのは国道の手前だったり、こっちだったりして、自分の家を出る時間が解るぐらい正確にやって来る、お友達になりたいものだ(^^;)。

最後は、信号の所を向こう側から来る紺色のニュービートル、おばさんが乗っている。いったいどんな人なんだろう?と興味津々だが、決して他で出会う事は無い。

家へ帰る時に、時々スーパーセブンを見かける。あの人はあの車で毎日通勤しているのだろうか?.......と、たった数キロの通勤時間も色々な車達と出会えて面白い、その車に乗っている人はどんな仕事をして他にどんな車に乗っているのか.....などと考えると興味は尽きない。

ところが、最近ほんの10分程早め家を出てしまう様になって、これらの車とは全て出会う事が無くなった。向こうも、最近見ないと思っているかも知れない。(いや別に気にも止めて無いか)出会う車はこの3台だけでは無い、他にも沢山の車やトラック、が多いのだが、白色の国産車やワゴン達はみな同じ車に見えてしまう為、ついついこう言う車に目が行ってしまうのだ。

そして、毎日出会う車も、年度が変わったり転勤シーズンになると突然出会わなくなったりする。支店経済の地方都市によくある風景だ。大人になるとクラス替えは無くなったと思っていたが、いつもの通勤で出会う車達に季節の変わり目を感じたりするのだ。

残念ながら写真は取れませんでした。

99年9月6日
瀬梨花、芹利香、畝里香?

昨日「ファンカーゴ発表展示会」へ行った。

全国的に、大商談会やフェアーがあった土日だが、本来ならばヤナセへ行ってバッグの一つでも貰って来ようと思ったのだが、土曜日は仕事、昨日は倉敷の実家へ帰っていたので、何処へも行けず何か面白いものは無いかと新聞を読んで、この展示会を知った。別にファンカーゴを買う予定は無いが、DUOも参加していると言うし、ナビの特売があるそうなので、暇だった午前中に行って見る事にした。

場所は、岡山と倉敷の中間の小高い山の上である、財政難の岡山県が10年前に無理して作った、立派な展示場「コンベックス岡山」だ。実はここ始めて行ったのだが展示会場が沢山あるので、間違って婚礼家具展や唐木骨董市へ行きそうになった(^^;)。

開場10時少し前に着いたが、すでに沢山の人が来ている。入って直ぐにアンケート、ラリー車の展示や、色々なパーツ類、チャイルドシート、オイル類、果ては抽選会にポップコーン、カクテル...と車だけでは無い。ナビの特価コーナーはあったが、どこが特価なのか解らない価格だった。

ビッツベースのファンカーゴだが、売り物の床下へ収納出来るリアシートは案の定、薄い。座ってみると、やはり堅く、子供様シートと割り切らなければ成らない。長距離乗るには、酷評されたAクラスのリアシートの方が未だましだ。Aも床下空間があるのだから、この位の事はやっても出来そうだが「そんなの外した方が簡単だょ」と言う広い家に住むヨーロッパ人的発想からすれば、絶対に無いだろうなー。やっぱりファンカーゴは日本車だ。

外装も4つのタイプがあり、始めっからエアロ満載だ。メーターライトが7色あったり、リビングルームみたいに天井にも同じく7色のイルミネーションがあったりして、なんか、もう、これでもかーって感じで媚びている。ここまでやるとなー、作られた没個性と言うか、これがトヨタの今の戦略なのだなー、と関心してしまった。

いゃ、驚くのは未だ早い。突然、カランカランとハンドベルが聞こえたかと思うと「○○様ファンカーゴお買い上げありがとうございます。担当は○○営業所の○○だした」と言うアナウンスが次から次えと聞こえてくるのだ。それはもう、ここに居たら買わないといけない暗示にかかってしまいそうだった。もうじきビッツ同様、街にファンカーゴがあふれる日も近い。

一応、DUOのコーナーにはゴルフ1.8のお買い得車やポロの展示もあった。ニュービートルは無かった(新聞では展示って書いてあったのに)が、ニュービートルを買うと貰えるミニカーが欲しかった。もうすぐボーラも発売になるらしい。

会場の奥の方に見慣れない車が一台、コンセプトカー「XYR」だ。が、まてよ、後ろにはしっかりと「セリカ」と書いてある、9/20発表だそうだ。

昔、自分の娘に「瀬梨花」と名付けた走り屋が居た事を思い出した。また新しい「瀬梨花ちゃん」が増えるのだろうか.....。

借金のコンベックス岡山
床下収納可能だが薄いリアシート
正面から見るとちょっとA風?
コンセプトカー「XYR」
実は次期セリカ
ちゃんとお姉ちゃんの説明もある

99年9月4日
続・見栄ステッカー

ステッカーを貼った。

と昨日書いたが、「赤ちゃん乗ってます」って言うステッカーを良く見る。「ははーん、赤ちゃんが運転しているんだなー」と勘違いする奴は居ないと思うが(いねょー)、あれを格好良いから貼っていると誤解している人もいる(車ニュースML)。

赤ちゃんが乗っているので、あんまりスピード出せませんとか、急加速、急ブレーキ出来ませんの意味合いだと思う。と、なると、Aクラスにこの「赤ちゃん乗ってますステッカー」を貼っておけば、「ははーん、赤ちゃんが乗っているから、急加速出来ないんだな」とAの加速の悪さを隠す事が出来る。

しかし、独身者や子供が大きくなった家庭ではちょっとマズイかも知れない。「誰の子ょ!」って事に成りかねない(そんな訳無いか(^^;)。

ステッカーで最近流行は「熊出没注意」だろう。これを貼っているのは大抵がワゴン車だ、家のマンションの駐車場でもこれを貼っているワゴン車がある。この辺りで熊が出るのか?とまともに考える人はいないと思うが、この熊の絵と同じステッカーで、「妻乗ってます」ってのがあって笑ってしまった。

こんなのが有るならば、「老人乗ってます」とか「愛人乗ってます」とか「宇宙人乗ってます」でも良いと思う、「ヱビスビールあります」とか「冷麺はじめました」でも受けると思う。いや、「○○系組員乗ってます」とか「"恐怖の報酬"運んでます(これが解る人が何人いるか疑問だが)」ってのも車間距離を開けてくれて良いと思うが.....。

ひょっとして売れるかなこれ?↑いや、すでに何処かで売っているかも知れない..........。「老人力で動いてます」も面白いかも知れないぞ(まだ言っている)。

昨日帰りに見かけた赤ちゃん乗ってますステッカー車
熊出没注意ステッカー

PS 「ベンツですが貧乏人が乗ってます」がコインパンチ防止に良いと思うんですが.........>染谷さん。

99年9月3日
見栄ステッカー

ステッカーを貼った。

新車のベンツにステッカー、と言えば何か勿体ないと言われそうだが、ボルケーノレッドに白い林檎マーク(アップル商標)はちょっとお洒落だ(と勝手に思っている)。

そう言えば前車にも林檎マークを貼っていたが、以前のMACに添付されていたステッカーは5色のものだったし、車色が黒だったせいで、全く目立たず場違いに近かった。8年前は未だアップルも今の様にお姉ーちゃんが買っていく程の市民権は無く、太ったオクタ風の婚期を逃した若おやじのユーザーが多かった、そんな頃だ。

当時、布教活動と言う名の元に、沢山の知人友人にMACを買わせたが、今と比べてずいぶん高価だったので、MACを買ってこのステッカーを貼ると言う事は、即ちGUIの優位性(windowsは2.1か3.1の頃だったかな?)が理解出来る人で、なおかつ経済力のある証拠と自負していた(馬鹿な頃だった)。

これ見よがしの「5色林檎マークステッカー」だった訳だ。そのステッカーも端の方が剥げて来た頃にはアップ株は急落、一時は買収説が流れ、もう剥がしてしまおうとも思ったが、結局そのままで、解体屋へ売られて行った。

まぁ、ステッカーなんて何も知らない人にとってはA-160がA-190のバッチであろうが無かろうが関係無いと同じ位、無意味なものなんですが...。

色白リンゴマーク

99年9月1日
天使の乗り物

今朝、職場の駐車場にポロが止っていた。

私が欲しかったフラッシュレッドの3drだ。そう言えば、最近良く見かける、誰か買ったのだろうか?と聞いて見るとA3(アウディ)乗りの看護婦U子だった。

A3のエアコン臭が取れないとの事で、納車以来何度もファーレンへ行ったが、結局こちらの工場では手におえないらしく、とうとう本社送りになったしまったそうだ。

エアコン臭で本社送り、しかも期間は1ヶ月だそうだ。まぁ、その間ポロに乗れるので、ちょっと羨ましい気もするが、ポロの感想を聞いて見ると、「うるさい」であった。「そーかなー、ポロってそんなにうるなかったかなー」と思うが、今の国産おやじセダンと比べれば、と言う事らしい。しかし、良く走るそうだ。

先ほど夜勤勤務を終えて、さっそうと飛び出していくポロを見ると、格好良く見えた。彼女のA3も同じフラッシュレッドで子持ちの主婦には見えなく格好良い。A3に乗る女性は活発で自分で何でもこなしてしまうタイプ、そんな人が乗ると車も光って見える。これで、テニススクールに乗り着ければさまになるが、間違ってもスーパーにしか行かない専業主婦には似合わない車だ。

先日の飲み会では、散々飲んで歌って、ゲロ吐いて、もう帰るのかと思えば、これから夜勤だと言う、びっくりしたが、翌日夜勤明けの彼女達に駐車場で会うと、かれから海へ出かけると言う、いったい何時寝ているのだー。

看護婦と言う職業は、決して楽では無い。ちんたら走る車は敬遠される。思えばマニュアル車に乗っている子も珍しくは無いし、運転も荒い。乗ったとたんに、「しっかりつかまっててょ、私飛ばすからぁ」と言う子は多い。最近ではバックミラーにレイを掛けたスモーク車やVIPカーも多い。そんな駐車場にかわいいAクラスが鎮座している姿を見ると、とてもおやじが乗っている車とは思えない。

今日から9月、昨日付けで三人退職した。結婚や転職や様々だが、入れ替わりの激しい業界でもある。

今のポロは欧州車様のフロントバンパーに変更されている