Aクラスと暮らす ほぼ毎日書けない日記

2000年12月

  Tidy & Cozy

w-168A story of A

 


   

2000年12月29日

今年最後の独り言

今年もあと僅かとなった。

来年早々には、メルセデスのほとんどの車種(NewC以外)は「最大で15%オフ」になるそうだ。Aクラスも同様「25万円安の245万円(A-160)」となる。

数ヶ月前に買った人はお気の毒だが、私の場合(本体車両価格265万円+諸経費)値引きは0円だったし、付けたオプションもからも、たった800円の端数だけの値引きだった(; ;)。だから、新しくなったATや乗り心地の改善を考えると、最近の値引き額を聞けば、新し物好きが一番損をした様に思える。

今年の二月に買ったPBG3(400初期型)も、つい最近実売価格は10万円安となった。だが、毎日の仕事やこのHP作り、メールの交換と既に体の一部と化している。こいつのお陰で、新しい出会いや、美味しい儲け話やら色々と楽しい思いもしているので、もう少し待てば良かったと言う気持ちはサラサラない(もっと早く買っとけばと思う)。

今買っても年明け早々には次期PB「Mercury」が控えており、またまた損をした気分になるだろう。結局、物の値段は「時価」と言う事になる。しかし、その時価も使わないと価値は無くなる。

Aクラスも既に1万7千キロ乗って楽しんでいるので、私が買った時より20万円下がると聞いても悔しい思いはない。

早く買えば、それだけモデルチェンジまで長く乗れるし(次ぎのモデルが良いとは限りらないが)。AクラスのHP作ったり、オフ会に参加して楽しんだりしながら、知らない人達と友達になれたり、思いがけないプレゼントを貰ったり20万円の差はお金で買えない物で十分吸収していると思う。コストパフォーマンスだけを考えれば最終モデルを買うのが一番でしょうね。でも、そう言う人はAクラスは買わないでしょう。

結局、車を買うと言う事は、買う事自体が目的じゃ無くて、その車で何をするかが目的だと思う。それをするにはどんな車が良いか、ですよね。

最近、物を買う時「どっちら機能が上か」とか「どっちらが静か」とか「どれが徳か」とか考えると同じように「どっちが幸せになれるか」とも考えてしまう。それは、「値段の高さ」と「幸せ感」は必ずしも正の相関関係が無いのでは?と感じたからだ。そして、それは個人の人生経験によってかなりバラツキがあるとも思えてしまう(解った様な解らない様な.....(^^;)。

物の価値(値段)は、人が決めるのではなくて、あなた自身が感じる事なんですよね。

Photo Shopで遊んでみました(これ年賀状にすれば良かった)

そんなこんなで続けてきた日記も今年は今日が最後です。二年近く続けた日記(と言うか雑文、独り言)も何時まで続くか解りませんが、何とか続けられたのは、見てくれる人達がいるからです。北は北海道から南は沖縄のAクラス好きの方々へ、それでは「良いお年をお迎え下さい」。

では、また来世紀(^^)/

   

2000年12月28日

アステル奮闘記(その2)

昨日の「PHSカード対応PA(パワーアンテナ)設定ミス事件」の続きだ。

さて、どうしても接続出来ないと解ると、もう一度アステルプラザまで行かないといけない。「しかし面倒だ」(駐車場のある郊外に店があれば良いのに)、そこで職場のwinノート機を使い自力で設定し直そうと考えた。マニュアルはあるのだから出来ない事はない、ようは「ハイパーターミナル」を使ってATコマンドを送るだけだ。

そして翌日、再設定を試みた。だが、カードを認識するドライバの入った「FDを忘れて」来てしまい、結局設定は出来ないまま家へ帰ったのだ。しかも家中探してもそのドライバが見あたらない......くー(; ;)。(DLしたらあるけど、今度は外付けFDを設定をしないといけない....ますます泥沼)

もうこうなったら、もう一度アステルプラザまで行って再設定して貰うしかない。「あの店長さえミスらなかったらこんな面倒な事にならなかったのだ」と、少々不快感を覚えながら再度店に行った。今度は、ちゃんと出来たかどうか確認の為、今まで使っていたPAとPBも一緒に持って行ったのだ。

再び、小太り店長登場。事情を話すと何処かへ電話を掛けている。「MACに詳しい者が参りますのでしばらくお待ち下さい」との事だった。待つ間、昨日買ったPAを確認したら、やはり設定ミスだった「やっぱりな」。ついでに昨日話をした「PHSカードをPBが認識するのに時間が掛かる事」を実際にやって見せた。やはり認識には時間がかかる、出来ない事は無いのだが何度も抜き差しが必要なのだ。

そこに「MACに詳しい」と言われた別の店員がやって来た「店員と言うより同じ会社の別部門の社員でMACを使っている」と言う感じだ。再度事情を説明して何度も設定を確認したがMAC側の設定は合っている。ではPHSカードの方が悪いのか?と店にあるIBMのノートで確認したらちゃんと繋がる。やはりMACか....歩留まりの悪さから考えると絶対MACが悪いと思うし、結局は相性の問題かも知れないな.....。

と、そこで店にある別のPHSカードを試しに刺して確認してみた。「あ、繋がった」しかも一発だ。再接続も直ぐに行われる...........「あのー、普通こうなんですか?」と聞くと「そうだす」いや「そうです」と当たり前の様に答えが返ってきた。

じゃ、買った時からこのPHSカードが不良だったんじゃないかー!!

うー、この半年間一体何をしていたのだ。「接続に何回か抜き差しが必要」が、普通だと思ったら、実は初期不良機を掴まされていたなんて......PAの設定ミスから、これで全ての不都合が解決されたのだ。結局、NECへ修理(と言っても不良確認と交換)と言う形で送り返す事になった(これで1000円のPA買うのに三回店に出向き1000円以上の駐車料金を払った事になる)。

修理に出した翌々日までPHSカード無しの生活を送ったのだが、日中ネットに繋がれない環境って、凄く仕事がはかどるなー.........(^^;)。

そごう地下駐車場にて
新しいPHSカード(NEC製)
今度はスムーズ

交換後のネット接続は、凄くスムーズでカードを差し替える必要もなく、直ぐに認識して一発で繋がる「いゃ〜実に便利だ」これが当たり前だけど....しかしこの半年間ずいぶん無駄な事をしていたな....とほほほほ。

実はこのPB(パワーブック)もTFT液晶の修理が必要なので年明けにはアップルへ送る事にしている、今年は本当に「故障」に見舞われた年だった。だが、毎日の足として使っている「Aクラス」だけは夏場のエンスト一回だけで、とても元気だったのだ。

   

2000年12月27日

アステル奮闘記(その1)

相変わらず、日中のネット接続にはPHSカード(NEC製)を使っている。

だが、家と職場の両方共、微弱電波地域の為いつも「PA(以下パワーアンテナと略す)」を使っている。だが、そのPAも一つしか持っていないので、家と職場の間をMACと共に何毎日持ち歩いていたのだ。

もう一つパワーアンテナが欲しいな」と思っていたら、今キャンペーン中で通常価格4500円が1000円で買えるのだった。しかし、買ってもPAの設定はアステルプラザまで行かないと出来ない(MACではちょっと複雑で面倒)。そこは街中で駐車場も無く、なかなか買いに行く機会が無かったが、先日オカリナを買いに行った時についでに寄ってみた。

店に入ると運悪く?例の「小太り店長」が出てきた。「あ、またこの店長だ」と思ったが、こちらを覚えている訳もなくPAの購入を申し出るとニコニコしながら「PHSカードからの設定もしておきます」と手慣れた仕草で作業を始めた。

実は、このPHSカード。買った当初からMACとの相性が悪いのか最低でも2、3回は抜き差ししてリセットしないと認識しなかったのだ。しかも、ここ二週間ぐらい前から、朝一番の立ち上げ時にPB(パワーブック)が認識するまで、「故障か?」と思うぐらい、すごーく時間が掛かる様になっていた。

この不調を訴えたら「シールドが少し剥がれているからでしょう」との答えだった。何となく釈然としない答えだったが、PHSカードの故障は考えにくいし、MACも持参してこなかったので証明も、確認のしようもなかった。結局、設定を終えたPAの料金(1050円)を払い家へ帰った(駐車料金580円)。

で、早速新しいPAを使ったみたのだが...................「使えない!!」古いPAでは今まで通り繋がるが、新しいPAは何度やっても、どうやってもPHSカードがPAを認識しないのだ。

うーん、小太り店長、設定をミスったか」.......トホホホ(; ;)

もうこれで三回目のアステルプラザ
これがPA(パワーアンテナ)

だが、この「設定ミス事件」が思わぬ展開を見せたのだった.............つづく

   

2000年12月26日

一鶴

クリスマスには七面鳥を食べる。

なんて、何故そんな物を食べる習慣があるのか知らないが「鳥なら何でも良いのか?」と、近所のケンタッキーでは長い車の列を作っていた。

しかし、我が家では子供達が「一鶴(チェーン店)」と言うオヤジがビール片手に食べる鳥の足が食べたいと言うのだ。以前も何回か食べた事があるが、「鳥なら何でも良い」ので、日曜日にはその店まで買いに行った。

夕方駐車場は満杯ではないものの、ひっきりなしで車がやって来る。駐車場の片隅には「引換所」なる赤いテントが張ってあり、即売場となっていた。「予約がないと買えないか?」と思ったが、難なく買えた。

鳥には「親鳥とひな鳥」があるが、親鳥の異常な堅さを知っているので、ひな鳥を四つ買って帰ったのだ。

久しぶりに食べる「一鶴」は、やはりビール片手に旨い。だが、少々辛いのと、油が多いので子供達には多すぎた様だ。「だから全部食べられないと言ったのに」と言うと、上の子は意地で食べ尽くした。しかし「ケーキに脂ぎった鳥の足」と、クリスマスはサンタの体型を作る食事だ。

そんなクリスマスも終わったとたんに、あと一週間足らずで日本全国がキリスト教から、仏教・神道の国に早変わりする。おかしな国だが、そんな上っ面だけの生活に慣れているのも不思議だ。

騒げるならば何でも良い、それは日々が平凡でつまらない生活の反動かも知れないな......。

一鶴にて
クリスマスパッケージ
ちょっと食べかけ

あと5日で21世紀が来る」なんて、今の所、全然気分が乗らない生活なんだけど。

本当に21世紀なのか?想像していたよりも、あまり進歩が無い気もするなー。

   

2000年12月25日

サンタ(Aクラスで)走る

クリスマスだ。

それは三週間前の事だった。妻が「プレゼントは何がいい?」と子供達に聞いたら、上の子(男の子9歳)の欲しいものは、思った通り「ゲームボーイのソフト」だった。だが、下の子(女の子6歳)は「オカリナ」と言ったそうだ。

「オカリナ?なんでまたそんな物を、きっとたまたま見たテレビか何かだよ、直ぐに忘れるよ」と思っていた。だが一週間経ってもやはり「オカリナが欲しい」そうだ。うーん、オカリナか、オカリナねー、何処で売っているんだ? とりあえず、おもちゃ屋で聞いたら「ありません」だった。

やはり楽器屋ならありそうだが、ちょっと高いかも。そんな本格的な物じゃ無くても良いのだが..........そう言えば、以前「キティーランド」のトトロのコーナーにオカリナがあった、と思い先週の日曜日に見に行ったら、8000円もするのだ。

高いな〜」キャラクター物は高い。やはり、楽器屋へ行こう。

土曜日の朝、開店したばかりの島村楽器へ行くと、奥の方のショーケースの中に「オカリナ」はあった。やはり、値段は5000円から8000円と言うところだ。オカリナって土を固めて焼いただけの物だから2000円かそこらであると思っていたが、以外と高い物だ。子供のおもちゃと言うより大人が演奏する物なのだ。どうせ一週間ぐらいしたら飽きてしまう物だから、もっと安い物で良いのに....。

そう思ったら、一つだけ2200円と言う物があった。だが、それはちょっと大きく、表面も素焼きと言う感じで色も付いていない。大きいと子供の指では、とどかないだろうし他と比べて明らかに安っぽい。で、諦めて次はヤマハの店に行った。

二階へあがると、ちゃんと「オカリナコーナー」みたいな物がある。種類も沢山あるし色も揃っている、楽譜や本、ビデオなんかもあり「オカリナ教室」の案内まである。オカリナって結構流行っているのかな?「宗次郎?」「癒し系?」とか色々と考えたが、ちょっとオヤジには不釣り合いな楽器だ。

周りは女性ばかり、その中でオヤジが一人オカリナを手にとって選んでいる姿は「一人浮いている」。気が付くと、背中に汗をかいていた(サンタも大変だ)。結局小さなオカリナ(でも立派に鳴る)があったので、それを買う事にした。ちゃんと袋とヒモも付いていて、吹かなくてもアクセサリーには良いかも? それでも3000円するが、丁度クリスマスセールで二割引だった。

実は下の子の誕生日は今月の26日なので、クリスマスと誕生日は何時も一緒にやっている。よってクリスマスプレゼントは何時も誕生日のプレゼントも兼ねているのだ。上の兄は一年に二回プレゼントがあるのに、下の子は一回しかない。

この事実に何時気が付くのだろうか......。

トトロの小さく丸いオカリナは2800円
ヤマハのオカリナコーナー
   

2000年12月22日

早すぎる?

冷蔵庫が壊れた。

のは、既に一ヶ月前の事だ。しかし冷蔵庫が壊れると、たちまち困る。洗濯機の時は、2,3日なら手洗いで我慢出来たが、冷蔵庫は壊れたとたんに冷凍物は溶けて腐り出すため「ゆっくり商品選び」なんて出来ない。仕事中に「どうしようー!」と悲と鳴に近い声で電話を掛けてきた妻の声を聞いた時には、その日の内に買いに行く事を決めていた。

買ったのは、またまた定番の「ダイエー」である。他店を回って検討なんてしている暇は無い。とりあえず閉店までに買って帰らなければならないのだ(晩ご飯のおかずの様だな)。しかし今年は随分ここで買い物をしたが、運良く安く買えた時が多かった。冷蔵庫も出来れば優勝セール辺りで壊れてくれれば一番良かったのだが、そんなに何時も上手くは行かない。

冷蔵庫も高機能化が進み大型液晶とか音声案内とか色々と小技が入っている物がある。だが冷蔵庫は「冷やす」と言う基本的な機能だけで十分だと思い、ちょっと容量は大きめだが、手頃な物にしておいた(何故かエアコン・洗濯機に続きまたも三菱製になったのだ)。

それにしても今年は、家電製品がよく壊れた。中には、まだ使えそうな物もあったが「10年を越す白物家電」の買い換えの年だった様だ。

今年は、まず炊飯器に始まり、掃除機、エアコン、洗濯機にホットプレートまで買い換えた。テレビ・ビデオ・DVカメラそれにFAX電話は二年前に買い換えていたので、結婚以来ほとんどの物が買い換えられた事になる。それでも、残っているのはオーブントースターぐらいで、中身が単純だから壊れようが無いのかも知れない。

複雑で多機能な新製品ほど壊れやすい。前の洗濯機は「ファジー」なんて付いていたが、何処がファジーか解らないまま短命に終わった。電話機も三年に一度買い換えた事になる。コストダウンの影響か、見た目が派手な商品は中身に掛かるお金が少ないのか、どうも長続きしない。

車もそうかな........。

ダイエーでは上お得意様だ
これは冷蔵庫と言うより掲示板(^^;)?

開発サイクルの早い商品ほど、壊れるのも早い気がする。

パソコンなんて、買って帰ったら既に壊れてたりするからね..........早すぎる(^^;)?。

   

2000年12月21日

アメ車!?.....ちょっと長い話の最終回

σ(^^)のAクラスは本当にドイツで生産されたのだろうか.......のつづきです。

ドイツ製か否かは、シャーシーナンバーを見れば解る。そこで私はポンと膝たたき「そうかシャーシーナンバーか」とσ(^^)のAまで見に行った。「えーと何処だ?あ、これか」ボンネットを開けると真正面のワイパーの下辺りに、その秘密の番号が刻印されている。9とか3の末端がくりっと曲がった、なんだか変なフォントだ。

メモを取りながら(デジカメで撮りながら)見ると「WDB1680332j******」と長ったらしい呪文の様な文字で書いてある。はて、これは何を表すのか?「えーと何処かのHPに書いてあったなー」と、探せば「たかきさんのHP」にちゃんと書いてあった。

それによると「ドイツ製の車の場合、WDBから始まります」とある、間違いなくドイツ製だ。「Wは(もとの西)ドイツ、DBはもとのダイムラ−ベンツです 」へーそうなのか、じゃ今はDCなのか?

そのあと6桁はモデルコードで「A160は168033、A190は168032です」なるほど、033だ。「現行のSクラスは220、SLは129、Cクラスは202など、上の3桁が大雑把なモデルコードで下3桁でボディ形状やエンジンが分かります」勉強になります。 

つぎの10桁めは2が右ハンドル1が左ハンドルです」そんな事まで解るのか。「11桁めは工場、A、B、C、はジンデルフィンゲン工場、Jは新しいラシュタット工場などを表しています」そう、Aクラスは、その製造の為に新しい工場が建設されたと聞く。「j」は日本向けかと思えば、新しい工場の名前だったのだ。

で、残りの6桁はシリアル番号なのだ..........納得。

矢印の所にシャーシーナンバがある
両端にはスリーボイントスターマーク

Aクラスが日本でノックダウン方式で製造されるとしたら、ラシュタット工場のラインは別の物を作る事になる。Aクラスはここの他にもブラジル工場でも生産され、当初は北米向けと聞いた覚えがあるが、アメリカでは販売されていない。それどころか、当初の生産台数より、減産された話も聞いた(ホントかどうかは知らないけど)。

でも、ドイツ製とブラジル製だと、平均的日本人ならば、どうしてもドイツ製を欲しがったり、安心したりする。先のNewCクラスが南アフリカで作られる事にも不安を持っている人が多い。工場の従業員はドイツでの生産方式に則り、きちんと教育・訓練されて製造に当たるに違いないのに、どうしても偏見を持ってしまう。

こんな工業製品にも差別や偏見を持つのは悲しい事だなー.........。

   

2000年12月19日

アメ車!?.....ちょっと長い話のつづき

(昨日の続き).....「ウィークリー・リブラ」の記事を書いた担当ライター氏から直接メールが届いた......

オフィシャルサイトを見ると、「ヨーロッパで人気」とあるので、ドイツ車といえないこともないでしょうし、「正確」なことをいえば、アメ車でもドイツ車でもなく、「ヨーロッパ車」というあたりでしょうか。スマートって何車?と聞かれた場合に「ヨーロッパ車」というのも不自然なので、「ドイツ車」というのが1番適切かと思います。

以下、上記結論に到った理由、調べてみましたので、ご参考までにご査収ください。

スマートに関しては、メルセデス・ベンツ社と、時計でお馴染みのスイスのスウォッチ社が共同開発したものです。smartと言う名称も、『Swatch Mercedes-Benz ART』の略というものです。『ドイツ製? スイス製?』と言う事にもなります。

ただ、このスマートが開発されてから市販されるまでの間に、スウォッチは撤退してしまい、今ではメルセデス・ベンツが担当しています。ですので、元々はスウォッチの販売ルートにも乗せるハズだったのが、恐らく今はメルセデスの系列だけになっている部分もございます。

さらに、スマートに関して言えば、ダイムラークライスラーと提携関係にある日本の三菱がライセンスを受けて生産すると言う話もあるらしく、そいうなると、ますます『ドイツ製? スイス製? アメリカ製? 日本製?』とわかりにくくなってきます。

との回答だった。うーん「アメ車と言う表現は不適切でした」と言う訂正はなかったが、一応「ドイツ車が一番適切かと思います」なんて書いてある。でも、何だか釈然としない。

○○車」と言うのは、基本設計に伴う車のキャラクターから来るものだと思う。おおよそドイツ車と言えば、足が堅く高速性能が良くて質実剛健と言うイメージがある。イタリア車はラテンの明るいイメージとかフランス車は猫足でシートが良いとか、国別にひとまとめにしても共通の性格があるイメージを持っている(勿論例外もある)。

何処の会社で作ったかと言われても、今や全世界の自動車関連会社が多かれ少なかれ資本・技術提携をしているので、そのキャラクターが稀薄になって行く事実はある。しかし、完全にボーダレスとは言い難い。ポロのATが日産系のジャトコ製で、それをスロバキアで作って、トヨタ系列のDUOで売ってもドイツ車と言う個性は変わらないのだ。

何処でライセンス生産されても、その車の本質は変わらない。今後日本向けの新しいCクラスは全グレードが順次南アフリカの工場で作られると聞く、でもCクラスはドイツ車であり南アフリカ車ではないし、フランス工場で作られるビッツはフランス車では無いのだ。

ま、クレーマーがましい事を言ったが、プロの自動車ライターならば広い知識と新しい情報は必要だろう。ただし、ライターと言えども得意ジャンルがあるらしくて、水着のお姉ちゃんが表紙を飾る車雑誌とか男性誌の後ろの方に車の記事を書く「走り屋系ライター」と「メルチェデス」なんて言う車を通して歴史とか社会を評論する先生達には(どっちが良いと言う事では無いが)車に対する考えと知識が随分違うのでしょうね。

ダイムラークライスラーがアメ車なら、Aクラスもアメ車って事になるなー。ところでAクラスってブラジルでも生産されてたと思うけど(止めたとかも聞くが)σ(^^)のAクラスは本当にドイツで生産されたのだろうか.......つづく(まだ続くんかい)

   

2000年12月18日

アメ車!?.....ちょっと長い話

ウィークリー・リブラ」を読んだ。

ウィークリー・リブラと言うのは、「車・バイク・PC・家電の商品比較検討サイト」の事で、そこから時々送られてくる「情報マガジン」なのだ。何故このメールマガジンを購読するようになったのか、良く覚えていないのだが、何かの懸賞でここのアンケートを書いた覚えがある。

当然、何も当たりは、しなかったのだが、こう言うアンケートの最後には必ず、「お知らせメールを送ってもOK?」と言う項目がある。これをNOにしたら、「そんな奴には景品はやれない」と最初っから当選しそうもないので、とりあえずOKにしてみた(考えすぎか?)。

ま、「車・バイク・PC・家電の商品比較検討サイト」なんだから、新しい商品の紹介もあるし、毎日来るうるさいMMでもない様子なので解除せず、そのままにしておいたら、先日こんなメールが来た...........

●【NEW!!】--新製品フラッシュ-----------------------------------------

一週間以内に発表された新製品から、気になる商品をピックアップ!

■「スマートクーペ」/ダイムラークライスラー日本/1,300,000円/発売中http://www.smart-j.com/index_flash.html 全長2.5メートル、全幅1.5メートルの二人乗り。エンジンは598ccで、リッター19.0キロの燃費。おおっ、アメ車もついにここまできたか、という感じ。これで電気自動車だったら、まさに少年時代夢見た未来カー(仲本垂涎)。

で、なにげに読んでいたら、この「おおっ、アメ車もついにここまできたか」と言う点にひっかかってしまった。スマートはどう転んでも「アメ車じゃないでしよ」この文章だとアメ車と言うと昔はデカくて故障が多いと言うイメージがあり、それがこんなに小さくなったと言う趣旨になってしまう(最近のアメ車は小さくてポップな物も開発中だが)。

そのまま、読み流せば良いものの、一応不特定多数に発行するプロのライターが書いた物だから、カタギの読者が読んで「スマートってアメ車なのか」と誤解しても困るので(別に困りはしないか)「ドイツ車なのでは?」と一行だけ書いて返信をしてしまった。

あ、断っておくがσ(^^)は変なクレーマーじゃ無いです。よくテレビで間違いがあると直ぐ電話する人がいるが、そんな事はした事なしい、食べ物に変な物が入ってたり、腹立たしいタクシー運転手に当たっても、何処へ連絡したら良いかと考えている間にばからしくなってしまい、今まで一度もクレーム行為はやった事は無い(でも「イカリングの面積」には文句言いたい)。

しかし、この種のメールマガジンって「返信」を押せば、そまのの意見出来るので、気楽に指摘出来てしまう。話が長くなったが(何時もの事か)、そうすると翌日にこんなメールが届いた...........

ご指摘のとおり、アメ車という表現は、ふさわしくないようです。表記につきまして、誤りがあったこと、お詫び申し上げます。ダイムラーベンツと、クライスラーが合併してできた会社ですからアメ車でないことも確かですが、ドイツ車と断言できかねる部分もございます。

現在、担当ライターにも問い合わせしておりますので、後ほど、再度コメントをさせていただきたいと思っております。

と言う回答だった。うーん、何か会社名だけで判断してないか?と思ってしまう。これではスマートと言う車はドイツ車とアメ車が半々と言う感じだ。元々はメルセデス・ベンツ社とスイスのスウォッチ社が共同開発したものだから、アメ車の余地は全くなくて、クライスラーとは(現段階では)資本提携?程度ではないのかなと思っている。それに、今はスウォッチ社も手を引いてしまっているので、元々の技術的な基本設計はドイツ車と言うべきじゃないのか?と思っていたら、担当ライター氏から直接メールが届いた......(長くなりそうなので)つづく

   

2000年12月15日

アナログで見るデジタルHiTV

丁度、一週間前の事だ。

家に帰ると「デジタルハイビジョン」放送をやっていた。「家はデジタルHiTVではないしチューナーを買った覚えも無いぞ?」と思いつつも、うちのマンションにもとうとうケーブルテレビが入ったのを思い出した。だが、家はそのケーブルTVの契約はしていない。最初その話が管理組合の方から回覧板が回ってきた時、妻曰く「これ以上チャンネルが増えてどうするのよ」だった。

マンション等の集合住宅の場合、住民の2/3以上の賛成を得られないと、建物自体にケーブルTVを引くことは出来ない。数年前も一度話は出たのだが、そのままお流れとなり、今回、いつ決まったのか知らないが、ケーブルテレビ導入工事となったのだ。

σ(^^)自身は、映画とか、ライブとか見たかったのだが、今のBSでさえあまり見ないのに、これ以上お金を出してチャンネルが増えても全部は見ないだろうと思った(でも見てみたい気もする)。だが、契約もしていないのに何でNHKデジタルHiTVが映っているのだ? で妻曰く「一ヶ月ぐらいサービスで見られるそうよ」と言うのだ。

実は、家のTVは元々BS(アナログ)HiTVのコンバーターが付いており、Hi映像では無いが、番組自体は見えていたのだ。だが、そのチャンネル(BSチューナー・コンバーター経由)でデジタルHiが見られるのはどうしてなのか?ケーブルTV局から送られた、アナログ変換後の映像ならば別チャンネルに割り当てても良いのだが.......良く解らない??

先週の土曜日。深夜にそのケーブルTVのローカル番組を見ていたら、高松から高知まで列車の運転席からの映像が、延々と流れている番組があった。「電車でGO」のリアルタイム版みたいなものだ。「こんな同じ風景ばかりじゃつまらない」と思ってみたものの、何故だがずっと見入ってしまった。音を消して、ヘッドホンで「クラフトワーク」の「ヨーロッパ特急」を聞いていたら何やらシュールな気分になったのだ。

翌朝も同じ番組をやっている、他に流す番組は無いのか?。BSデジタルの民間放送も大した番組内容では無いし、映画以外は再放送の時間つぶしと言う感じだ。でもチャンネルが多くなるって、中身が稀薄になる反面「延々と続く運転席からの映像のみ」なんて、ちょっとオタク番組も増えて良いかな?なんて思ってしまった。

一覧表は見られる
電車でGO
ずっと続く....
まだまだ続く...

このケーブルテレビは高速インターネット接続と言う恩恵も受けられる。本当は、TVよりそっちの方が興味があったのだが、これ以上プロバイダー契約をするのは止めておきたい。

確かに電話料金が掛からないのでお得なのだが、いらないTVまで契約するとトータル出費は増える。当地のNTTもやっとフレッツを導入して、ADSLの話が出てきているので、経済的には今後どれが一番お得になるのか解らない。

だが、一番欲しいのはNTT Docomoの定額制PIAFS接続だ。だが、そうなるとまたプロバイダー契約をしないといけなくなるかも?

   

2000年12月13日

smart(その3)

結局、スマートの試乗は出来なかった。

日本向けに設定し直されたシーケンシャル式6速ATや、堅いと言われる乗り心地がどの程度なのか知りたかったのに残念だ。

せっかく、ここまで来ながら」と悔しい思いが残り、ならば次はヤナセで「NEW Cクラスの試乗だ! 」とそこから、また30分掛けて意気込んでヤナセを目指したのだか、ボーナスサンデーで道路は大渋滞。ヤナセを反対車線から眺めながら、結局家へ帰ってしまった。

さて「スマート」に話を戻そう。見積書を見ると肝心のお値段だが、本体車両価格132万円(2万円が何か解らない)に諸経費と付帯費用(フロアマット・CDホルダー・エンドキャップ・キーホルダー)を付けて「1,567,243円」だった。これにオプションの「レブカウカター」と「コックピットクロック」しかも「有料色は別途」(メタリックカラー3万円、キュービックカラー7万円)必要となる。

値引きは?」と聞くとトヨタが発明した便利な言葉「ワンプライスです」と言われた。「これは上から売れと言われているので値引きは出来ないのですよー」と嘆いていたが、そう言う売り方に慣れていないので、言い苦しいだろう。本店のセールス氏は「付属品の何点からサービス出来るかも」と言っていたので、せいぜい1、2万が限度だろう(頑張って目標3万円か)。

今の所、デビューパッケージとして10万円相当のアルミホイールが付いてくるが、販売が一巡すると、この程度の値引きは出てくるかも知れない。有料色を選んでざっと合計160万円だろうか?並行輸入車より安いが、わずか2.6mの二人しか乗れない車に、ミニカを買いに来たおばちゃん達には、きっと奇抜で高価な外車にしか見え無いかも知れない。

yahooの掲示板では「日本の軽四には勝てない」と誰かが書いていた。だが、これはワゴンRと競争する車では無い事は確か。同じツーシーターでもビートやカプチーノと言う車もあったので、ツーシーターは売れない事は無いが、売れ続ける事もない。燃費は良いが、一応ハイオクだし、維持費がどのくらい掛かるかも未知数だ。

だから間違ってもワゴンRに取って代わる事は無いが、逆に考えれば、それは結構良い事だし、Aクラス同様何でもかんでも、効率・経済性だけを考えるのは寂しい事だ。正直、私自身は今「すんっごく」欲しい車なのだ。丁度パジェロミニも二回目の車検を終えた所で、これを下取りに出せば、結構良い話になる。

だが、最大の欠点は二人しか乗れない事だ。妻にそれとなく「これ、良いだろうー」と内職製カタログを見せると。「子供は何処に乗るのよ」と即、却下された。ま、それもそうだが........(; ;)。

私が、スマートで通勤。妻がAクラスに乗ると言う手もある。が、それも寂しいな......。

今なら10万円相当のアルミホイール付き
旗立てて売る車と違うよね、三菱さん

右ハンドル仕様とか、軽四規格なんて車も話に出ているが、それはこれからの売れ行き次第だろう。「もう何台か売れましたか?」と聞けば、即座に答えは返って来なかった所から「そう言うお客」の絶対数は少ない様な気がする。既にこの地方の町でも並行輸入車を何台か見かけている。

カブリオレとかAMG仕様とか「どうせ買うなら」と、色々夢は膨らむが、Aクラスとスマートのある家なんて.....なんかオタクっぽいなー。

   

2000年12月12日

smart(その2)

昨日の続き..........いよいよスマートの試乗である。

30分かかって、やっと展示会のある「ベルシティー」と言うショッピングセンターに到着した。さて、何処だろう?、こういうのは、駐車場の一角で派手にやっているはずだ。しかも「ずらっと並んでますから」と聞いてきたので、ひょっとしたらスマート全8色が揃っているのかも知れない。だから、かなり大々的な展示だと想像出来るのだ。

期待に胸躍る....だが、駐車場にそれらしい車は何処にもなかった。「ひょっとしたら店内にあるのか?店の入り口の方か?」と、キョロキョロしながら店内へ入る階段を上って行く途中で振り向くと.............駐車場の片隅にあるテントとのぼりが目に付いた。

え、あれか?」と、その車の一群に近づいて行くと、「ベイグレイ」と呼ばれる「地味な色」のスマートが一台だけ置いてあった。「あれ?ずらっと並んでいるのは三菱車の事か?」もー、騙された(いや勘違いかも)。想像していた物と桁違いに寂しい展示である。

しかもこのスマート、ナンバープレートがまだ無いので、試乗車では無い。

いや、誰か乗って今出ている所かも知れないと思い、寒そうに一人テントの下で留守番をしていた女性に「済みません、スマートの試乗車はありませんか?」と聞くと即座に「ありません」と答えが帰ってきた。やはり騙された(勘違い?)。仕方ない、せっかくここまで来たのだから直ぐに帰るのは勿体ない、もう一度じっくり見る事にしょう。客は私しかいないのだ。

中を覗いていると「今年入ったばかりの新人で〜す」みたいな男性のセールが何処からとも無くやって来た。「どうぞ、中も見て下さい」とドアを開けて色々と説明を始めた。大体の事は解っているが、じっくり見ると面白い。

並行輸入車にはあったセンターコンソールの上に角の様に突き出す「レブカウカター(タコメーター?)」と「コックピットクロック(時計)」はそれぞれオプションになっている(えーとそれぞれ1万5000円位だったかな?)スマートの内装にはこれが不可欠だろう。ドアミラーは内部から手動式で、窓は自動だが、助手席側のスイッチはセンターコンソールにある(これは日本仕様だけで、ドアには形だけのスイッチが残っている)。

ガラスルーフは、外から見ると解らないがそのお陰で中は結構明るく開放感がある。小さいのに広く感じるのはこの明るさのせいもある。「インナー・サンスクリーン」もあるが全体の1/3しか覆われない。「夏場は暑いですかねー」と聞いてみるが、新人君にそんな事は知る由もない。

ハッチバックは便利だ、国産車でも流行だが上のガラス部分だけ開閉出来るので、ちょっとした手荷物を入れる時はAクラスの様に下から開けなくても良いので使い勝手は上だろう。下も外せば段ボール箱も入るし、長軸物は助手席を倒せば乗せられる。AM/FMカセットラジオ・2スピーカーは標準で、6連CDオートチェンジャーはオプション(助手席下収納)。オーディオの後付けはデザイン面から言ってしない方が良いかもね。

しかし「こんな田舎にスマートは似合わないなー」曇り空だから地味色のスマートが益々地味に見える。人気(ひとけ)は全く無いし足を止める人もいないし、寒いし............客は誰一人来ないし.......。

長くなったので............つづく(まだ続くのか)

一番地味色?
広いでしょ?
ドア上部にフレームなし
天井はこんな感じ
リアドアの上だけ開口
下も開けるとこんな感じ

明日は購入に関しての検証(の予定)。

   

2000年12月11日

smart(その1)

Smart」を見に行った。

以前の日記をご覧のみなさんは知っていると思うが、スマートを間近で見るのはこれで二回目だ。とは言ってもじっくり見た訳では無いし、試乗もしていないので、実質上はこれが初めての事だ。「そのスタイル、小ささ、同じメルセデス製エンジン」どれを取っても発表以来、Aクラス乗りには少なからずとも興味を引く車である事は確かで、ある意味唯一のライバル車かも知れない。

当地では、どうもヤナセでは扱ってはいない様だ。で、ネットで調べたら県下では唯一「香川三菱自動車販売高松営業所で取り扱い」と書いてある。実は、その三菱の販売店は、妻が乗っているパジェロミニを買った所だ。「勝手知ったる販売店」なので、日曜日小雨の降る昼下がりに出掛けていったのだ。 

が、なじみの営業マンがいる訳でもなく(担当はいるらしい)が、面識は無く(途中で交代したから)、ほとんど「通りすがりに寄ってみました」みたいな感じ(どんな感じや)で駐車場に入って行った。

バックで止めていると、駐車場にいた人や店内にいる人達が一斉に、こっちを見ている。でかいパジェロかミニカの軽四しか無い駐車場ではAクラスは珍しいのだろうか? 店の中へ入って行くと、σ(^^)の車を覗いて見ている。ちょっと恥ずかしいと言うか、未だに注目されているのは意外。

さて、肝心の「スマート」である。店の奥、車道に面して一台の「ジャックブラック」と呼ばれる黒色のスマートが置かれていた。店内の客は二組のみで閑散としている、別に新聞広告が出ていた訳でも無いし(あったのか?)、スマートなんて興味が無いのか、以前のこの店の活気を知っている私には、拍子抜けだった。他の車とは仕切られてミニカーとかトレーナーとかのグッズ類も販売している。

丁度一組のお客(夫婦と乳幼児)が説明を受けている最中だったので、私は勝手に車のドアを開けたり、ラゲッジルームを開けたりして説明を盗み聞きしていた。どうも軽四だと思っている様子、ま日本で小さな車イコール軽四だから仕方ない事だが、軽四で無い事も魅力の一つではある。

先客が帰った所で、別のセールスがやって来た。どうぞ「運転席に乗ってみて下さい」と、言われたので勧められるままに乗り込んでみた。「意外に中は広い」ドアが大きい為か、フルグラスルーフの為か車幅は狭いがAクラスの前席より開放感がある。

内装は、以前見たとおりポップでカラフルだ。Aクラスももう少し遊びがあっても良かったが、それでもAクラス以前のメルセデス車と比べてカジュアルな方だ。スマートの魅力はカラーリングかな?小型車はグレイとか黒が多い内装にブルーとかグリーンの原色系の色を使った、これが一番だ。メーター類も見やすく、センターコンソールが運転席側に少し向いているのも使いやすい。

あれこれいじっていると「カタログをどうぞ」と手渡された。だが、これが正式なものかどうか知らないが、「普通紙にインクジェットで印刷しました」と解ってしまう、代物だ。しかも真ん中のページが一枚抜けていたのだ。間に合わなかったのか、経費節減が?.......うーん、三菱さん大丈夫?

さて、肝心の試乗だ。一通りの説明後「試乗は出来ますか?」と聞いたら「試乗車はありません」と言われた。だが「実は今日、三木町のベルシティで展示会をしているのですよ、そこにずらっと並べてありますので試乗出来ます」と言われた。

その場所は、ここから2,30km離れた郊外(と言うか田舎)のショッピングセンター(と言うかちょっと大きいスーパー)だ。以前は通勤路でもあったので、場所は知っている。買うつもりは無いのだが、暇だし「試乗も出来るのならば」と行ってみる事にした..................

が、そこで見たものは............「えー!」......つづく。

一番好きなのはイエローかな?
内装のカラーは三種類
内職製カタログ?
グッズも色々と売っていた

明日は写真いっぱいのハズ。

   

2000年12月8日

初めて使いました

汚れているな〜

と感じたのは、通勤途中に東に向いて信号停止をした時だ。太陽に向かってフロントガラスを見るとガラスの汚れが目立つ。前の車は、ウオッシャ液を出してワイパーを動かしている、みんな考える事は同じだ。私も、そうしょうかと思ったが、ワイパの届かない所の汚れが目立つだけなので、止めておいた。

以前から気が付いている事だが、右ワイパの拭き取った後は少しギラついて何時も汚れが残る。左側は綺麗に拭き取られるのに、ワイパの拭き取る順番に関係するのか?何時も疑問に思っている。しかも右ワイパはAピラーとの隙間が広いので完全では無い。雨の日にはあまり気にならない様になったが、乾燥した日にワイパを使うと汚れが目立つち気にかかる。この辺り2001年式で改良されたら良かったのに、完全な日本(右ハンドル)仕様はまだ先の事か。

駐車場へ着いて、バックで車を止めようと後ろを振り向くとリアガラスが汚れて見えない。「仕方ない、ウオッシャ液を出すか」と、方向指示器のレバーを探したが「あれリアのワイパは何処だ?」と探してしまった。

リアのワイパ/ウオッシャはセンターコンソールの所にあるのだ。リアワイパなんて一度も使った事が無かったから、すっかり忘れていた(ボケのはじまりか)。それでスイッチを押してみたが、今度は「あれ?止まらない...あ、止まった」うーん、良く解らない。

だが、ワイパーの届かない所の汚れが目立つのはリアも同じ、結局降りてリアガラスを拭こうとしたら、バックドアにはウオッシャー液が流れて落ちて汚らしい。

リアのウオッシャ液を使うと、余計な仕事が増えるだけだな、こりゃ。

リアワイパを止めるにはもう一度押す
汚れが目立つだけ
ウオッシャー液が流れて....

2000年12月7日

ここ

ネタがつきた.....。

ので、暇なあなたに、σ(^^)の密かな楽しみを紹介します.....(仕事中はマズイかも?)。

まず、ここを見て下さい。「うーん下らないのに笑ってしまった」。

で、次はここを開いて、BGMを聞きながら、そのウインドウを閉じずに、ここを見て下さい。「なんかしみじみ.....

元々は、ここのHPです。(もう既にご存じの方は御免なさい)

 

FLASHで作られたサイトって最近多いし、プロのフラッシャーもいて、段々と業界標準になりつつありますね。σ(^^)もFLASH5が出たところで買おうか、迷ってましたが、ヤオクでFLASH4が安く出てくるのを待っている所です←セコイ。

だって、使いこなせそうに無いもの(^^;)。

世の中っていろんな感性を持った人がいておもしろいです。

   

2000年12月6日

小さな親切は不親切

つづき..............怪しい白髪の老人がこっちを見ている。

いや、単に順番を待っている様子だったので、そそくさと満タンになったポリタンクをAの後部座席前(倒れにくいので)に置きドア閉めた。すると「これ、どなんするん?」と千円札を手に持って私に聞いてきた。

この店も開店当時は店員が付きっきりで教えてくれたが、最近はリピーター客ばかりになったのか、店員は呼ばない限りやって来なくなっていた。

そこで私は「あーこれはですね」と、千円札を機械に入れ操作画面に向かって「現金・満タン・確認」と、ボンポンとやって設定をした。「はい、これでOKです」と給油ガンを持って、じいさんのポリタンクへ入れる格好をしながら「ここを指で引っ張って〜」と後ろを振り向くとじいさんは居ない。

あ、お!?」と横を見ると、そのじいさん操作画面の左にある説明書きをゆっくりと読んでいる。「ここから先は自分でやってよ」と思ったが、その時「私が全てやってしまったのが、いけなかった」事に気が付いた。

自分で一つずつでも確認しながら覚えたかったのかも知れない。こう言うものはやってみないと、説明書きを読んだだけでは解らないのだ。親切心からやってあげた事だが、今度自分一人でやる時には又困るのだろう。多少時間が掛かっても、実際に操作させてあげたら良かったのだと思ったのだ。

ありがとう」と礼を言われたが、本当に良かったのか、そのじいさんは自転車の荷台にポリタンクをくくりつけ、ヨロヨロしながら去って行った......。

あ、じいさんが写っていた
初めてやる時は、ちょっと考えてしまう

実は、私も東京へ行った時、モノレール・地下鉄・JR・私鉄を乗り継ぐ自動発券機の前に行くと上がってしまう。どう言う手順で、どうやって買ったら良いのか、後ろにずらっと並ばれると「モタモタしていると田舎者」に思われやしないか(田舎者じゃーねーか)とか、トギマギして間違った券を買った事もある(はずかしー)。

だから、じいさんも私も大して違いはない。ただ、人に聞くのが恥ずかしいだけだ。

海外はもっと違う。ロンドンの地下鉄は日本とは逆で、先に行き先を押してお金は後から入れるのだ。ヒースローの空港の地下鉄乗り場では、「普段は自販機に慣れている」日本人が、初めて遭遇する発券機の前で「地球の歩き方」片手に奮闘している姿を多数見かける事になる。

聞こうにも聞けねーよー(英語だから)。

   

2000年12月5日

カタギの人は気にしない

ガソリンスタンドへ行った。

のは、先週の金曜日の事。給油ランプ点灯のまま、もう針が0に近づいてエンストするんじゃ無いかと言う手前でやっとたどり着いた(エンストした場合は針は何処まで行くのか?)。今回の燃費は「10.4 km/l 」とやや低下ぎみ? と思ったが、日記を読むと前回とほとんど変わってはいなかった。

今回は、さして遠出もせず、ほとんど通勤にしか使ってなかったし、寒くなってフロントガラスが曇るので、エアコンオン状態の日が多かったが、それでも10を切らないのは良しとしよう。

そう言えば、九月以降タイヤの空気圧チェックをしていない。最近、少し段差のある所を通過すると「ゴン」と下からの突き上げ感が増してきており「空気圧が下がっているかも?」と気になっていた。だがエアーポンプの前には既に二台の車が順番待ちをしている。少し待ったが、なかなか空きそうもないし、予定もあったのでそのまま帰った。

ちょっと心残り」だったが、日曜日に妻が「灯油を買って来て」と言うので、再び例のセルフスタンドへ行った。スタンドへ入ると、いきなりエアーポンプの前へ車を止めた「店員がチラっとこっちを見る」が気にせず使い慣れた様に「さっと事を済ました」。前輪2.2、後輪は2.5にしたら明らかに突き上げ感が違う。納車当時は「ゴツゴツ感」が嫌で、わざと空気圧を低めに設定していたが、今は表示通りで丁度良い感じだ。

Aクラスに乗るまでは、あまり気にもしなかった事だが「空気圧とかタイヤの銘柄とか」車と言うのはちょっとした事で乗り心地が変わる物だと感心している。「そんな事は当たり前じゃないか」と言われそうだが、エアーゲージなんて持っていないカタギの一般市民だった頃はそんな事は気にしないし、気にならなかったのだ(今はカタギではないのか?)。

さて、本来の目的である灯油を入れる為に車を移動。バックで車を止めバックドアを開けてG3、いや青色ポリタンクを取り出す。灯油もセルフだが給油機は、ガソリンと同じなので、機械の操作は簡単だ。

満タンになった所で、帰ろうとすると、先ほどからずっとこちらを見ている白髪の老人が一人............つづく。

エアーポンプの前で
灯油は39円...ちょっと値上がり?

    

2000年12月4日

2001年式のA-160

ヤナセからフェアの案内状が来た。

先月は来なかったので、もう来ないと思っていたのに、何の間違えか最後のご案内か解らないが(「ごあんない」って曲あったよなー)案内状を送って来た。粗品はカレンダー、今も職場の机の上で実用的に活用されている。で、行こうかどうしょうか迷っていたら、子供が「グミを買って」と言うのでヤナセの近所にある「ゆめタウン」に出掛けたついでに寄ってみた。

お客はまばらだが、狭い駐車場には車がいっぱいだ。ベンツ棟に入ると「メテオグレー、いやナイトブラックか?(違いが解らない)」のA-160が、でーんと飾られている。Aクラスを展示しているのは久しぶりだ。「見回すと誰も居ない」いや、いた。Aクラスの向こうのNEW Cクラスにσ(^^)の営業担当者を見つけたが、折しも接客中だった。商売の邪魔をしては悪いので「2001年式?」のAクラスを眺めている事にした。

ドアを開けると、何となく開放感がある。内装色が「ブルーバイオレット」だからだ。σ(^^)の「スレートグレー」に比べてると爽やかな感じがするし、黒っぽいグレーに比べるとゴミも目立たない。ボルケーノレッドを注文する時、 内装の色なんて何も考えずに外装色ばかり気にしていたが、こんな事なら内装色も確認しておけば良かった(今は選べないが98年当時は注文出来たと思う)。

で、下を見るとサイドシルの「メルセデスベンツロゴいりステップカバー」の小ささが目に付いた。

現行2001年式(ブルーのテープが貼られている)

いっその事なしにしてオプションにしたら?

1999年式(未だにブルーのテープが貼ってある(^^;)

詳しくはこちら

一番の違いは「トノカバー」だろうか。巻き取り式からボード式に変更されている。しかもリアハッチを開けると、ワイヤーに繋がってボードが上がり両端が当たらない様に折れ曲がる細工がしてある「芸が細かい」。ボード自体は薄く、穴を開けてスピーカーボードの代わりには成らない気もするが、巻き取り式に比べて、こちらの方が日常では使いやすいだろう。噂された「リアハッチオープナー」の形状の変更は無かったが(今は移行期かな?)、小物入れの開閉はダイヤル式に変更されていた。

と、ここまで待ってみたが、担当営業氏の接客は終わらなかったので、とりあえず粗品のカレンダーだけを頂いて帰ったのだった....。

ボード式になったトノカバー
ダイヤル式に変更
両端が折れ曲がる
ちょっと芸が細かい

本当は、Smartの話を聞きたかったし「NEW-Cクラスの試乗が出来たら?」なんて甘い考えで行ったが、どうも試乗車は未だ無い様だ。

ま、買わない...............買えないけど(^^;)。

   

2000年12月1日

吉野家(その2....なんだよな)

吉野家へ行った。

晩ご飯何が食べたい?」と聞いたら、子供達は「牛丼!」と言うのだ。先日も食べたばかりなのに、妻も手抜きがしたくて「あ、それにしょうよ、あなた買ってきて」と言うのだ。結局私一人で牛丼弁当並四つを買ってくるハメになった。

実は、生協では「吉野家の牛丼の具(冷凍パック)」(1つ240円ぐらい?)が注文出来る。お湯で戻せばちゃんと店で食べる牛丼の味なのだ、袋を見ると「吉野家ディー・アンド・シー製」と書いてあるから本物だ。「吉野家の牛丼」なんて、昔はサラリーマンおやじの食べ物だったのに、いつの間にか夕食の献立にもなってしまった。

初めて食べたのは、二十歳の頃、新橋駅前の店だった。初めて一人で東京へ遊びに行った頃だったかな? 当時地元に牛丼の店は無かったし、東京と言う大都会で他に何処の店で食事して良いか解らなかった田舎者は、結局三日連続で食べた覚えがある。

だが、初めて食べた吉野家の牛丼は、それ程美味しいとは思わなかった。早稲田に通っていた友達も「牛友チェーン?」の方が安くて旨いと言っていたのだ。その後店を乱立させ、一気に業務を拡張し過ぎた吉野家は倒産に陥ったが、先日一部上場にまで奇跡の復帰をした。その間、味の改良もされた様で、松屋や牛丼太郎などの安売り他店とは一線を隔くと、言われている(食べ比べた事ないけど)。

私は、毎日食べたいと思う程の味では無いと思うが、日にちが経つと、また食べてしまう。手頃だし、待たずに食べられる事も魅力の一つだ。先日「笑っていいとも」に出ていた佐々木投手も日本に帰ったら、まず最初に吉牛が食べたいと言っていた(汁だく卵入りで)。

一つ困るのは、後部座席に置いた牛丼弁当がカーブを曲がった時にひっくり返る事と、車内に臭いがこもる事だろうか.......。

吉野家とAクラス
吉野家の牛丼の具(冷凍パック)

以前「今日の一言」でも書いたが、吉野家の株主(1株約20万円)になると、半期に一度5000円の優待券が貰える。一年で一万円分の牛丼が食べられる計算だし、おつりも貰える。だから、優待券欲しさの一株ホルダーが総株主の半数以上を占めている(ヤオクにも時々優待券が売りに出ている)。

一部上場直後は、一気に4万円上がり、その後利食いで下がったが、昨日は「JR駅構内に牛丼の「吉野家」を出店させるニュース」でまた値上がりした。20年持っていたら元は取れるし、配当もあるのだ。

30万までは行くぞ」と言う声も聞かれるが、そんなに「旨く」行くかな?。