Aクラスと暮らす ほぼ毎日書けない日記

2004年12月

  Tidy & Cozy

A story of A


■2004年12月28日

今年も 一年 ありがとう

なだかんだと言って、今日が今年最後の日記になってしまった。

何だか尻切れトンボみたいな感じで年末を迎えてしまったので、踏ん切りが付かない感じなのだが、今年はこれで終わろうと思う。さて「A Story of A」も来年で足かけ7年目を迎えることになる。長いようで短かった時間、そして今年もまた1年間が過ぎようとしている。

今年は去年と比べてAにはあまり手を掛けていない、と言うか去年が色々やりすぎた感じがする。それと、今年は既に「W169に買い換えるぞ!」と決心をした為に、現車への愛情が薄まったのかも知れない。

ただ、そこに到達するまでにも紆余曲折はあった。とりわけ今年乗ったり触ったりした車は、1月のメガーヌIIから始まって、スマートクーペ、メリーバ、シトロエンC2、ゴルフ5、バネオ、スカイライン、スマートクーペ、BMW 1、TIIDA、New PANDA 、アリオンと日記を読み返すと結構沢山ある。

中でも「BMW1」は見た目では拒否反応を示したのに乗ってみたら意外に良かった。またNew PANDAも久しぶりに遊び心をくすぐってくれた。だけど、やっぱりW169に心が引かれている。それはきっと今のAの愛情とだぶってしまうからかも知れない。

発売から既に6年以上経過しているけど未だに現行Aは新鮮に感じる時がある。バカ親的感情かも知れないが、今まで乗り継いだ車の中で一番愛着を感じている。私にとって車選びとは、乗り心地が悪かろうがATがタコだろうが、そんな車としての性能なんて関係ないのかも。

さて、去年も同じ事を書いた気もするが、今年も沢山の方に巡り会い色々とお世話になりありがとうございました。そしてメールや掲示板の書き込みは無いけれど何時もこっそり見てくれるあなたと、このHP容量の9割以上をお世話になっている「aozola.net」に深謝致しますm(_ _)m。

ちょっと作ってみた。新しいHPはクールな路線で行くかな(^^;)。

 

 

だけど、最近「aozola.net」が不調だ。

過去日記が読めねーぞ」とか「長い道のりの写真が見たい」とか色々と意見を聞いている。そこで新しくレンタルサーバーや日記の形式の変更を考えている。今のHPはオーソドックスなhtml形式が主でありBlogも考えて、そろそろ新しい形ににしても良いかも。

既に終わった事を書き続けた日記だけど、過去の日記には埋もれた情報が沢山ある。みんなには役に立たなくても誰か一人に役に立つ事もある。それに私一人で得た情報以外も沢山あるので、残しておきたいと考えている。

そして、来年こそはNEW A-CLASSである「W169」と出会える事を願っている。何だか寂しい年の暮れなんだけど、皆さん良いお年をお迎え下さい。

 


■2004年12月27日

プリメーラ

世の中、クリスマスからお正月モードへと変わりつつある中、我が家では色々とドタバタがあって、それどころではなかった。

やっと、体調が回復したと思ったら妻のお父さんが亡くなったのだった。「胃ガン」だった。既に1年前から癌と分かっていたが、発見されたときは時遅く手術適応の状態ではなかった。だけど、本人は至って元気で食欲旺盛でもあり「本当に胃癌なのか?」と思うほどだった。

抗ガン剤も良く効いていたようで、転移していた癌も小さくなっていた。だから「何だかこのまま治ってしまうのではないか」と思っていた程だ。ところが1ヶ月前から急に食欲が落ち全身状態も悪くなっていった。抗ガン剤の治療を受けていた大学病院では「もうこれ以上の治療は無理」との宣告(余命3ヶ月)を受け、先々週末に実家の近くの病院へ転院していたのだ。

お見舞いに行ったのは一週間前。前日までは意識がハッキリしていた様子だったが、行った時は意識混濁状態(恐らく機械的肝性昏睡)であった。しかも尿量が減っていた(つまり心機能の低下)。それが、どう言う状態で余命があとどのくらい、かは一応医療で飯を食っている私としては直ぐに分かった。

だけど義母や妻は必死に呼びかけている。それ故に「それは無駄」とは言えず、テレビドラマに出てきそうなその光景を静かに見守るだけだった。

日曜日には妻と一緒に一度は家へ帰ったたが、翌日の午前中に病院から「血圧が下がっている」との連絡を受けて、妻一人再び病院へ向かった。結局、その日の午後に亡くなった知らせを受けた。

臨終からお通夜、お葬式の流れは既に何度も経験済みだったので気分的には楽だった。そして翌日には子供達を連れてお通夜へ、翌々日はお葬式へと淡々と時間が過ぎて行ったが全てが終わって家に着くとやたら疲れてしまった。

義父は昔から日産党らしく、ずっとスカイラインを乗っていたらしい。それが「どうも若者の乗る車らしいね」と言っていたらグロリアに乗り換えていた。ただ、老夫婦にグロリアは大きすぎるらし、一年前からはプリメーラに乗っていた。

葬式を終え実家へ戻ると主人の居なくなったプリメーラは埃で薄汚れ、何処か寂しそうだった。この歳になると毎年のようにお葬式に遭遇する。今年も夏に祖母が亡くなったので、これで2回目だ。もう当分お葬式はいいと思うが、こればっかりは避けられない。

人間、何時かは死を迎える。だから、それまで心残りのないように生きるしかない。

主人のいなくなったプリメーラ
 

義父は、仕事方面では有名人らしく新聞やテレビにも出たことがあった。

お通夜の受付をしていると、文部科省とか某大学教授とかの肩書きの方が沢山来て、ちょっと驚いた。翌日の地方新聞のお悔やみ欄には名前だけでなく、ちゃんと記事として載ったらしい。

でも私が亡くなっても、記事になんてならないだろうな......。

  


■2004年12月24日

サンタ散財 〜 その1 〜

世の中クリスマスモードである。

クリスマスと言えばクリスマスプレゼントだ。子供達に「何が欲しい?」と聞いたら娘(小学校5年生)は「ペンタブレット」が欲しいと言う。ペンタブレットとはパソコンに繋いで絵を描くあれである。小学生がペンタブとは生意気だけど、それを教えたのはσ(^.^)でもある。

兎に角絵を描くことが好きで、今までマウスで絵を描いていた彼女は1年前から欲しいと言い続けていた。それに26日は彼女の誕生日でもあって今までクリスマスのドサクサに紛れ、まとめてプレゼントをしていたが、もうそろそろ気がつき始めていたのだ。だから「よっしゃ、買ってあげる」と約束してしまった。

だが、どれを買ったら良いのか迷った。とりあえずタブレットと言えばワコムだけど、FAVO、Intuos、Cintiqとか色々ある。いっその事タブレットPCを買ってやろうかと思ったが、冷静に考えると使うのは子供だった(でも自分も欲しい)

色々調べるとタブレットは大きいサイズほど使い易い。出来ればモニターと1:1が理想だ。ペンの種類も色々あるけれど問題はどんなソフトを使うかだ。結局「お絵かき」程度で良いと思ったけど、COMIC STUDIOなんかは喜びそうだ(使いこなすことは難しそうだけど)と思った。

で、迷っていたら先月「WACOM FAVOコミックパック」というのが発売された。タブレット本体はFAVOの「F-430」だがバンドルされているソフトが豊富で、簡単なお絵かきから欲しかった「COMIC STUDIO/MINI」まで入っている。

しかもマウスの添付を外したことで価格も安くなっていた。マウスはすでにあるので、これは丁度良いパック物だ。「これって既に売ってるのだろうか?」と22日の夜にY田へ行ったら「7,980円」の10%ポイント付きであった。

ところが、このパッケージがいかにも「アニヲタ風」なのだ。一緒に付いてきた息子も「それヤバイよ」と言う。丁度、隣でデモを触っていた女子高校生の二人がσ(^.^)が手にとって色々と見ている姿を「怪しいオヤジ」に見ていたカモ知れない。

で、ちょっと恥ずかしい思いをしながらレジへ.......。

Y田にて
コミックパック
いかにもアニヲタ風パッケージ
中身はFAVO(F-430)
 

 

その夜、こっそりと枕元に置いていたら翌朝には既に開封して使っていた。

USB接続だから刺しただけでマウスと同じように使える。だけど一応ドライバとか添付ソフトのインストをインストした。使い方は簡単で今までマウスで書いていた絵も綺麗に描ける。

COMIC STUDIO/MINI」は思っていた通り少し難しそうだった。とりわけ、PCのメモリは512MB以上を要求して来る。マイッタな、メモリも増設しょうかな........と娘には弱いバカ親であったorz。

 


■2004年12月20日

リンゴの秘密

病み上がりです(υ´ Д`)

いや、未だ完治せず。体調不完全のまま仕事をしているのだが、当然身が入らない(まあ、それは体調とは関係ないけど)。だから日記も上手く書けない(と言い訳)。そんな、こんなの週末に佐川急便がやって来た。

応対に出ると、なにやら箱が届いていたのだ。「またカミさんのオフオク物か?」と思って表のラベルを見ると「メルセデスベンツ 車検/法定点検ウェルカムキャンペーン2004事務局」と書かれていた。正確には、その下に「発送代行 サニーフーズ」からだった。

そうなのだ、当選した例のリンゴが届いたのだ。

なんか、病中見舞いみたいだな〜」と思いながら箱を開けると8個の赤いリンゴが出てきた。しかし中2つにはカバーがない(何故?)と思いながら中の一つを取ってみた。見た目は、どーって事のない普通のリンゴだ。「これって高級リンゴかな?」と妻が言うが表面を見るとザラザラしていて、とても高級そうには見えない。

口の肥えたお客の多そうなヤナセからのプレゼントにしては、ちょっと安っぽくないか?」そう思いながら「サンフジ JAひろさき」と書かれたシールが貼ってあるのを見つけた。そこで、ネットで「JAひろさき」を検索してみた........。

でも出てきたのはこんなアイドルの写真orz。何故かJAひろさきはリンク切れだった。もう一度調べると、今は「JAつがる弘前」に統括されたらしい(ん、な事どーでもいいけど)。その中に「サンふじ」の名前があった。でも、普通の「ふじ」もあり、そっちの方が表面が綺麗で高級そうである。この「サン」がつくと何か違うのか?と調べてみたら.......

無袋栽培: 袋をかけて育てられたりんごは、表面の色は美しく仕上がり、貯蔵性も飛躍的に向上しますが、味の点では、袋をかけずに育てられた無袋りんごの方が、ずば抜 けて優れています。袋をかけずに育てられたりんごのことを、「太陽の光を充分 にあびて育ったおいしいりんご」という意味で、津軽のりんご産地ではその呼称 の前に「サン」をつけて呼ぶ慣わしになっています。

ほっほー、なんだか「くりーむしちゅーの上田」がネタにしそうなウンチクが秘められていたとは。ウンチクついでに、元々の「ふじ」は「国光(こっこう)リンゴ」に「デリシャス」を交配して作られた物だそうで、これらのルーツはアメリカのリンゴだそうな。

まあ、そんなウンチクより美味しければそれで良い。って事で、早速切って食べてみた..............シャキシャキして甘くて美味しかったです(でも、それほど高い物ではないらしい)

佐川急便キター!!
全部で8個
サンフジ
同じリンゴマーク
 

アメリカのリンゴ繋がりで.......。

リンゴと言えばアップルコンピュータの(旧)マークでもある。

マークのウンチクは色々あるけれど、あのマークの虹色は6色しかない。「虹って7色だろう!?」と思うのは一般的日本人の考え。ヨーロッパでは7色と教えられる国もあるが、アメリカも含めドイツなどは「7色とは決められていない」と言われている。

アップルコンピュータのマークもOSXの頃からシルバー一色に変わった。変わった当時は昔のマークが良いと言う意見が多かったけどいつの間にか、こっちの方がクールでスマートでカッコイイと思い始めた。

ただ、右側を囓った跡はそのままだ。何故、囓られているのかは「バイトとbite」のシャレらしぃ............ふー疲れた。

 


■2004年12月16日

「迷ったら買うざますっ」 〜 diNovo Cordless Desktop (DN-800) その2 〜

.......昨日からの続き。

早速、本体部分を取り出すと............「軽い」そして「薄い」。それにしても想像していた以上な薄さだ。NEC純正も、そんなに厚い方では無いと思っていたが、それが分厚く感じるくらい薄い「これで本当にワイヤレス?」と思ってしまう。

キーボードの薄さに感動しながらも、箱の中身を全部取り出してみた。キーボード本体以外には10キー(及びそのカバー)、マウス(及びマウスを入れる袋)、USBレシーバー(及び延長台)、乾電池4本、セットアップCD-ROMが入っていた。

まずは、レシーバー部をUSBに接続。次に乾電池2本を入れてみた。取り説によると、レシーバー部分のコネクトスイッチを押し続いて本体のコネクトボタンを押すとリンクされるらしい。やってみるとレシーバー部分のランプが緑に点滅して.........点灯した。「これでOKって事か?」ととりあえず、文字を打ってみたら、出てきた(当たり前か)

本体にはファンクションキー以外にも「メディアキー」としてDVDやWMP等を操作可能なスイッチがある。これで再生とか早送りとかが可能なのだが同じ物がテンキーにも付いている。実は、このテンキーの方が魅力的な機能が付いている。電源ボタンを入れると液晶部分に温度と日付、時間が表れる。付属のテンキーとして使えるほか独立した電卓としても使え、ちょっとオシャレな電卓風でもある。

BT版では、これに曲名とかメールの着信とかを表示させる機能があるらしいが、英語圏以外では使えない様子だ。もう一つの使い道として、当たり前だがノートパソコン用にレシーバーをUSBに差し込めばテンキーだけでも独立して使える(MACでもOK)。これなら持ち運びに便利だし接続コードも要らないので便利そうだ。ただテンキーとしては大きすぎるか?

肝心の本体キーボードだが、最初はあまりの薄さで何か机の上を叩いている感じだったが裏のスタンドを立てれば程良い傾斜が得られた。パンタグラフキーはiMACで使っている同じタイプのicekeyに比べタッチはやや柔らかくクリック感がもう少しだけ欲しいところだ。ただ、このタッチは好き嫌いがあるので、どれが良いとは言いにくいが安っぽさはなく悪くはないと思う。

キーピッチもコンパクトとは言え10キーが別だから普通の大きさだ。横幅はNECの純正と変わらないがパームレストが付いている分、やや縦長ではある。だけど、この薄さで不思議と純正より小さく見えてくる。

しかし、ワイヤレスは便利だ。マウスの便利さは想像出来たが、キーボードも線がないと自由に移動出来る。当たり前の事なのに、使い始めてワイヤレスの便利さがよく分かったのだ。車のリモコンキーと同じで一度使い出したら、もうワイヤレスじゃないと駄目な体になりつつある。

箱の中身
薄い!
乾電池2本で半年持つらしい
テンキー部分には温度と時間と日付
メディア操作のできるキー
レシーバー、延長台も付属
上:NEC純正 下:diNovo
iBookで使ってみた
 

iMACに関してはMACで使えるワイヤレスのキーボードと言えば事実上、BT仕様の純正品しかない。

勿論windows共用で使える物もあるが、キーの対応が100%でない場合が多い。で、試しにiMAC(OS9、X)でこれが使えるか試してみた。最初は何もせずレシーバーをUSBに刺しただけ。

キーを打つと、出てきた。「おぉこれは使えるか!?」と思ったらカナ/英数字の切り替えが出来ない。それ以外は音声の調節とかは可能だ。そこで同じロジクールのキーボードでOSX用のセットアップソフトをDLしてみた。

結果は、カナ/英数字の切り替えは可能となったものの、コマンドキーが使えない。それ以外だったら普通の文字入力は可能だ(10キーはOK)。だけど、これでは実用にはならない。システム環境設定を開いてみると案の定認識はしていなかった。

せっかく薄くてカッコイイ、キーボードだからデザインフェチのマカーが好みそうなのだけど何故かOSXでも使えない。もっと裏技を使えば可能になるかも知れないが、そうなったらUSB切り替え器を買えばデスクトップにはキーボード1枚でいけるのに、残念。

最近は小物類のバイナウが多い。それも1万円程度の。なんかバント、バントで1点を稼ぐ野球の試合みたいだけど、今回のワイヤレスキーボード「diNovo Cordless Desktop (DN-800)」は久々のヒットの感じがするな〜オススメ!!

 


■2004年12月15日

「迷ったら買うざますっ」 〜 diNovo Cordless Desktop (DN-800) 〜

職場に入れた新しいパソコンを使い始めて約1ヶ月。

やっと使い慣れて当初買いそろえた小物類も、それなりに役に立っている。マウスに関しては以前も書いたとおりMX-1000のワイヤレスだが、キーボードに関しては純正(PS/2)のままだった。

購入前にはマウス同様キーボードも毎日使う物であり、多少高価でも使い易い物をと思っていた。欲しいのはコンパクト(10キーはなくてもOK)であり、軽くて薄い物。もちろん打鍵の感触もストロークが適度でありカチッとした物が欲しかったが、デザインも含めて「これだぁ」と言う物がなかった。

結局、純正のキーボードもコンパクトであり、打鍵の感触もまあまあだったので、そのまま使っている。

ところが、机の上にはiMACのキーボード(icekey)とNECのキーボードが2つ並ぶことになった。だから資料を広げて仕事をする時は邪魔になのだ。それで使わない時、iMACの方はディスプレィの下に2/3ぐらい押し込んで隠している。だが、NECの方は棚の上に置いておくのだが、これが有線だから毎回コードが邪魔になって来た。

と、なると「キーボードも当然ワイヤレス」が欲しくなる。そんなワケでNECの純正キーボードに変わるワイヤレスキーボードを探してみる事にした。

Windows用のワイヤレスキーボードはアジア製の怪しい物を含めると、かなりの種類が市場に出ている。だけど、打ちやすくてシンプル+コンパクトとなると限られる。最近のワイヤレスキーボードは何故かみんな曲線でファンクションキーが多くデカイのだ。

そんな中、唯一ロジクールのCK-36と言うタイプがコンパクトでありデザイン的にも許される範囲内であった。で、「これにしてしまおうか」とPC-DEPOへ行ったのだ(何故かここにはキーボードの展示品が多い)。ところが店頭で触ってみたら、タッチがちょっと微妙だった。コンパクトと言っても、今のNEC純正と大きさは変わらない。それに店頭での値段が「8,158円」とネット通販(5000円程度)に比べて割高だったので「思わずバイナウ」には至らなかった。

そんな11月末のある日、同じロジクールから「diNovo Cordless Desktop (DN-800)」と言う新しいワイヤレスキーボードが発売予定となったのを知った。このタイプは元々BTを使った物が既に本国で1年近く前から売られており、最初このデモを見たときは「おぉ!! これだ〜!!」と叫んだのだった。ところが日本語版の発売は待てど暮らせど一向に無かった(BTの需要がないと言う説明らしい、と言うか高価すぎて売れないと思ったのだろう)

それでも並行物で日本でも入手は出来るようになっていたが売値は26,000円前後と高価であった。それにMACでは使えなさそうだし、カナ変換派の私には英語文字表示は嫌だったのだ。

それが今回、無線はRF方式となり、それに付属するマウスも簡素な物に変わって下のクラスと言う感じで発売された。元々マウスはMX-1000があるので使う予定はないし、価格がロジクールダイレクトショップで「19,800円」と、BT版に比べ安くなり、機能は縮小されたものの、そのデザイン、薄さ、かっこよさでビビビと来てしまった。

正式発売は12/3だったが、近所のパソコンショップには翌週になっても並ばず。価格.comを見ていたら「15,400円」まで下がっていた。さて、どうしょうか、無くても純正のキーボードでコードがある以外は満足している。言ってみれば「このキーボードは嗜好品だ」それを自腹で買うには少々勇気が要る......

と、迷っていたら、天からの声が聞こえた........「迷ったら買うざますっ!」......それを聞いて思わずポチリとしてしまったのだった(υ´ Д`)カッチャッタょ。

キーボード2枚は邪魔
PC-DEPOにて
CK-36
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
 

買ったのは価格.comのmurauchi

出たばかりの商品だから、在庫がないか、あってもちょっと高めだったが送料用無料で一番安かった(今は15,300円で他店が安い)。ポチリと注文したら翌日には届いた(は、早い!)。価格.comの買い物は、これで2回目だが結構どちらも対応は早かった。

届いた箱を見ると異常にデカイ。キーボードは10キー分離型でコンパクトだが「それにして大きすぎないか?」と箱を開けたら、もう一つ箱が出てきた................ワクワクワ 続く。

 


■2004年12月14日

捨てられない過去

日曜日の昼下がり。

ちょっと買い物をして、真っ直ぐな道をアクセル踏んで飛ばしていたら..........何やら前方の車が減速した。で、そのままゆっくりとブレーキを踏むと警官が出てきて「止まれの旗」を出したいたのだ。

あっちゃ〜!! 遂にやったかスピード違反!!

と思っていたら、警官の周りには黄色いブルゾンを着たオヤジと何故か子供の姿が.....?すると、警官・オヤジ・子供の三人が車に近寄って来た............「あ、これって、もしや」と思い助手席側の窓を開けたらビニール袋に何か入った物を手渡された。

そう、この光景は時々ローカルニュースで見かける「交通安全運動」の一環として運転手に直接、安全運転を促す啓蒙活動なのだ。んで、こう言うのは安全運転のパンフレットと共に何やらオマケも一緒に手渡される。

だから「そんなのイラネーよ」とか仏頂面で応対しては失礼だから、ニコニコしながらでも受けてるのが礼儀である。って言うかテレビのニュースに出てくる運転手はみなそうしている。だから何時もは恐そうなトラックの兄ちゃんも、笑顔で受け取るシーンがあってこそ「さあ、みんな一緒に交通安全」って感じで、なま暖かく見ていられるのだ。

ひょっとしてテレビカメラが回っていないか?と思ったが、それはなかった。なかったけどテレビ同様に、子供から手渡されたビニール袋にはポケットティッシュ2つと紅白のお餅が1つずつ入っていた。

お餅はつきたてらしく柔らかい。早速、家へ帰って砂糖醤油をつけて焼いて食べた。うまかった。袋の中には手渡した小学生が書いたであろう「運転中 たばこをすうのは危険だよ ○○小学校」と、汚い字で書かれた短冊も一緒に入っていた。

子供をダシにしているが、ワープロで書かれた文字や印刷物より訴えるものがある。と言うか、こんなの直ぐに捨てられない気がした。何だか捨てた途端に事故ってしまいそうで........不幸の手紙同様に、何だか粗末に出来ないのだ。

警官とオヤジと子供達
一杯いる.....
紅白のお餅
捨てようか...
 

家にも、子供達が幼稚園で書いた手紙とか父の日に書いた「おとうさんいつもありがとう」なんて親の涙を誘う書き物が多く残されている。こんなの、他人が見たらゴミ同然だけど、何だか捨てられないのだ。

先日、実家へ帰って家の片付けをしていたら小学校の頃貰った賞状(何故か絵が上手かった)や成績表が沢山出てきた。何時か八千草薫が母親役で出たテレビドラマ(題名は忘れた)と同じシーンみたいで、胸が熱くなった。

だけど何時までも残して置くわけにはいかない。けどゴミと一緒に出すにはちょっと気が引ける。捨てるに捨てられない過去は結局自分で始末していかないと先には進めないのかな.............と意味ありげ(^^;)?。

 


■2004年12月13日

ドコでも音楽 〜 その2 〜

AirMac Exspress」の続き.......(パソコンに興味ない人ゴメンナサイ)。

iMACでセットアップCDがインストール出来るなら、iBookをiMACへターゲットモードでマウントし、それでインストールする事を試みた。「結果は惨敗」それどころかiMACにすら例の「0バイト」の文字が.....otz

しかし一度iMACにインストールされているならセットアップのソフト(Air Mac Express)だけコピーすれば良いのだが何故か検索で引っかからない。一体インストールした物は何処へ行ってしまったのか....と探したらユーティリティの所へ入っていた。最初から、ここだと思ったが何故ファイル検索で出来なかったのか???........またまた疑問を残しつつも、そのままiBookへコピーしてみた。

で、家へ帰って、もう一度最初から。とりあえず本体を電源に突き刺しセットアップを開始。順番通りにセットアップを勧めクライアントモードで設定すると黄色のピコピコと点滅していたランプが「グリーン」へ点灯。

な〜んだ簡単じゃねーか」と思ってオバQ(JBL Creature)からのミニピンジャックを差し込んだら...........何故かまた黄色い点滅に......?

あれ?何で?」iTunesでも確認したが設定した「リビングルーム」と言う名前は出てこず。おかしな?「本当に電波出てるのか?」と探してみたら家の無線ランしか見えない。「どうして?」と思いながら、もう一度本体をリセットしてやってみたら...........「グリーン」へ点灯。

ホッ!」と思ったのも束の間、またまた黄色い点滅へと変わった。「う〜ん何故なんだ〜??」やっぱりexpressの設定は難しいと聞いていたけど、その通りなのか.....ちょっと頭を冷やすためにお風呂へ行ってくるか........。

と、お風呂場で湯船に浸かっていたら閃いた。ひょっとして元々あった無線ルータの「MACアドレスでパソコン制限しているからか?」と思い立ち、お風呂から出て裸のまま確認してみた。最初は検索してみたけど出てこなかったが、一度制限を外してみると隠れていたMACアドレスが出てきた。これがexpressに違いないと思い、それを許可して再度本体を見ると..........

........グリーンへ点灯ヽ( ´ー`)ノ ヤッタ〜!!

ポートは3つ(アナログと光共用)
iBookの電源アダプターより大きい
とりあえずアナログ接続
グリーンに点滅で接続成功
 

成功してみれば大した事がない」と思ってしまう。

パソコン関係で上手く行かない時ほど(目に見えない部分が多いので)歯がゆい思いをする。だけどそれを乗り越えた時は、思わず「やった〜!」と叫んでしまう。まあ単純です。

iTunesから曲を選択してオバQから音を出してみると「おぉ! 結構良い音だ」と誰もが言っている通り不思議と良い音に聞こえる。無線だから大した事がないだろうと言う思いこみが、そうさせるのかも知れないが、成功した事で余計に嬉しいのだ。

ま、とりあえず当分はsomaFMでも聴きながらまったりするかな(´ー`)y-~~


■2004年12月10日

ドコでも音楽 〜 その1 〜

発売当初、真っ先にデオデオへ行き現物があったら即買いしょうと思っていた「AirMac Exspress」。

これで1台あればワイヤレスでコンポから音が出せるしプリンターもVAIOと共用で使える。既に無線ランはあるがイザとなったら代替えにもなる。目新しい機能は既にあるものばかりだけど、これらが一つにまとまって値段が安いとならば「欲しい」と思ったのは言うまででもない。

だけど何時まで経っても店頭には並ばず、やっと普通に買えるようになった頃には既に熱が冷めていた。その一つは既存の無線ネットワークを広げることの出来るWDSって言う機能がサードパーティ製のワイヤレスネットワークでは出来ない事。また設定が色々と面倒な事を散々聞かされていたからだ。

ところが、ある日。iTunesの音をオバQ(JBL Creature)から音を出そうと思いステレオミニピンジャックを使って接続してみた。だけど音が小さいのだ。それでiBook側とオバQ側のボリュームを上げて何とか聴くことが出来たが、やはり線が繋がっていると煩わしい。

せっかくのノートパソコンなのに電源ケーブル、音声出力、ヘッドホン端子、とやたら線が接続され、下手をすればこれにUSBやFWまで繋がってしまう。やっとBTのマウスですっきりしたワケだから、ここは当然音声出力も無線を使ってサッパリ綺麗にしてやろうと思った。

思い立ったら買い時だ。

早速、PC-DEPOに行って買ってしまった。デオデオにもあったが、こっちが微妙に安いのだ。また、アップルのこの手の商品は何処で買っても大した違いはない、ネットで買うと多少は安いが送料もかかって逆に高くなる場合もある。で無事にゲット出来たのは2週間前の事だった。

買って直ぐには使わなかったのは、仕事が立て込んでいたのと「AirMac Exspressの設定は難しい」と聞いていたから時間のある時にじっくり取り込もうと思っていたからだ。

で、3日前になって、やっと使ってみる気になった。

とりあえず箱を開けて中身を確認。箱は先日買ったiPod miniと同じ作りになっており、片側に本体、もう片方に取り説&CD-ROMが入っていた。さて、早速セットアップする為に付属のCD-ROMをiBookに入れてみる。

手順に従って進んで行き、インストール先のHDDを指定した所で「おや?」と思った。何故か「約0バイトの空き容量が必要です」と出るのだ。疑問に思ったものの次へ進んだが、インストールするソフトが「内容が不可」となっており、そこから先に進めなくなった。

色々やってみたがダメである。それで仕方なく古いG3ノート(pismo)の方でセットアップしてみる事にした。だけど結果は同じだった。ひょっとして空き容量が少ないのかも知れないと思い10Gぐらい作ってみたが、やはりインストール出来ない状態だ。

何故だ、何故なんだ???」 

いろんなサイトを見たりFAQを調べ上げたが解決策は見つからず。それから3日3晩チャレンジし続けたけどダメだった。「AirMac Exspressの設定は難しい」と言うけど、その設定の前の段階でつまずくなんて.........もう売っぱらってしまいたい気分(υ´ Д`)

PC-DEPOにて
AirMac Exspress
左が本体
何故か0バイト!?
 

で、ものは試しと職場に置いてあるiMACでチャレンジしてみた。

結果は同じだろうと思っていたのだが、アッサリとインストールが完了してしまった。「3日悩んだのは何だったんだろう?」と思ったがセットアップ出来るなら別にiBookでなくても良いと思い「AirMac Exspress」を職場へ持って行きセットアップしょうとした.........ら?

Air cardが装着されていませんので、セットアップ出来ません」と出て終了してしまった..........万事急須。もうこうなったらヤオクで売ってやろうかと思うぐらい腹立たしくなって来たのだ.........つづく。


■2004年12月9日

お金の話

先日、今年入った新人のお姉さんが「あの〜、ちょっとお聞きしたい事があるんですがぁ〜」と、やって来た。

何だかσ(^.^)は「何でも相談係り」って感じになってるらしく、分からない事があったらσ(^.^)に聞けと言われて来たらしい。けど、そんなに知識があるワケではない。まあ、少しばかし周りの人達に比べて人生経験が長い分、それだけ色々知っているに過ぎないしウソ多い。

最近多い相談では車関係がダントツで、それに絡むナビとかETC。あとはパソコンとかデジカメとか.......決して「恋愛相談」ってのはないワケだけど、時には弁護士の探し方とかお葬式の事とか、はたまた土地売買とかもあった(何故か最近は血液型を聞きたがる)

で、彼女曰く「今度車買うんですが〜」と来た。やっぱり車だった、で「何が欲しいの」と言ったが、話を聞けばどうも知り合いから車を買う事が決まっているらしく、その資金繰りの事だった。「う〜ん、お金の話は難しいからね」と詳しく聞けば、買うのは1年落ちの「ムーブ」だった。

な〜んだムーブか」と思ったが侮ってはイケナイ、ムーブとて車両価格が150万円を超える物がある。しかも軽四の中古車市場は高値安定だ。特に高年式車だと100万円を超えるのも多い。その欲しい車もムーブターボの高い物だった。

それを友達から安く譲って貰う約束をしたが、手元に現金がないと.........。

そりゃ買えないでしょう、お金がなければ」でも欲しい時はどんな手段を使っても欲しい気持ちは良く分かる。物欲とはそう言うものだ。若い頃は、まとまったお金もなければ信用もない、なのに欲しい物は沢山あるし欲しい物は直ぐに手に入れたくなる。私が最初に買ったミラージュの中古は70万円だったが、一番好きな色でエアコン付きだったから、お金もないのに見つけた途端「どーしても欲しい!!」と思ったのを覚えている。

取引額は90万円。中古車屋で買うよりは安いし売る方も中古車屋に売るより高い。それに消費税はかからないし車の状態もよく分かっている、って事で売買は成立するが手元にお金がない。それで安い車のローンを知らないかとと聞いてきた。

あ、金利の話ね。

安い金利なら銀行の優待割引とかJAとか労金とか....と思ったが、これは個人売買の話だった。つまり車を買うからと言って車のローンは使えないのだ。恐らくそれは一般に扱うフリーローンと言う形になるから金利は高いと思う。ただ金融機関に車の名義を移したら、それ担保に....とか色々考えたが、この方法でも普通に車のローンを組むよりは難しいと思った。それにバブルの頃は甘かった審査も厳しくなり社会的信用度によってリスクが高いと金利も高くなっている。

で、「とりあえずいろんな金融機関に話をしてみたら」とだけアドバイスをしてみた(やっぱりアドバイスにはなってないな)

それから一週間。思った通り、どの金融機関も貸してはくれるが金利は高かったらしい。ならば間に車屋を挟んで交渉してみても良いかと思ったが1円でも安く買いたいので自力でやりたいと。

で、こんな時は「親兄弟」だ。まあ兄弟は無理としても親、いや「おじいちゃん、とかおばぁちゃん」とかはカワイイ孫のためなら無理を聞いてくれる。1円でも安く買うには最後の手段だけど、これ以上安い方法はない。

とアドバイスしたら、見事祖母から借り受ける事が出来たそうだ。だけど「これが最後よ」と言われたそうだ。まあ就職して働きだしたら何時までも親のスネをかじるわけにも行かないだろうし、親も早く独立させたいと、あえて突っぱねるものだ。

そう言えば就職して僅か4ヶ月で買ったミラージュは自己資金が20万円しかなかった。残りは親に借りたけど、それもその時だけ。思えば、あれが最後の「おねだり」だったのかも知れないな〜................(´ー`)y-~~

 

ある日銀行にて(本文とは関係ありません)
さて袋の中身は.......
スーパーの紙袋みたいなのに入れてくれた.......もうないけどヽ( ´ー`)ノ
 

このようなケースでも、お金を低利で借りる方法は他にもある。

よくあるのが社内融資とかいう制度。これなら普通金利程度で借りられる事がある。あと意外な方法は大手の生命保険(簡保もそう)。年に一度ぐらいハガキが来て「あなたに融資な額は.....」と銘記されている。

長い間生命保険をかけていると、結構な額を借りることが出来る。しかも生保カードを作っておけば生保系ATMで簡単に現金を手にする事が出来る。しかも返済はある時払いで、その間の金利分だけ払っても良い。ただこの方法だと何時までも借りられるが逆に定期に引き落としのない分、積極的に返そうと言う気になれない。

で、σ(^.^)の場合、今のマンションを買うときに少しでも低利にと資金の一部として借りた事がある。案の定、返済は一番後回しになったが、その後保険の変更で今までの分が下取りとなり、チャラになったヽ( ´ー`)ノ まあ厳密には損をしているのだが保険なんて、ずっと同じ条件で一生は暮らせないからな.........

と思いながらも何だか借金を踏み倒した気分だったのだ(υ´ Д`)カエセヨ!!

 

■2004年12月7日

Aの車窓から 〜 その7 〜

ネタも尽きたので「毎日、通勤で走っていると色々な車に出会う.........」の「Aの車窓からシリーズ」でも、行ってみるかな。

前回が8月だったので僅か4ヶ月足らずだけど、この間にも色々な車達に会った。でも「おお! これは!?」と思うような事があってもデジカメを持参していなかったり、取り出すのにモタモタしてて逃げられたり.......と色々あったのだ。

まあ、そんな中で大して面白いのはなかったけれど、とりあえず行ってみょ〜う!!


日曜日の昼下がり。

何時もの通勤路を走っていると「白いAクラス」を見つけた。何時からか忘れたが日曜日には必ずここへ止まっている。

いや日曜日ではなくても平日にも止まっているかも知れないが通勤時間帯にはない。

それは、たぶん美容室の隣に何時も止まっているので店のスタッフの車だと思う。

まあ、それ自体不思議なことではないが、その駐車場っていうのがちょっと特殊だった。

左の写真の如く「これ、どこから入んねん!!」と思わず突っ込みたくなる場所にある。道路沿いだが前面は植木が茂っており隣から入ると歩道を通らないとイケナイ。

しかも駐車場は狭くバックで入れるには難しそうだけどな〜。

蛇足だが店の従業員の事をスタッフと呼ぶ言い方は70年代のフュージョングループである「Stuff」の影響が大きいと思う。スタッフと言ったら何かプロのテクニシャンって思ってしまうが所詮、従業員に他ならない。


実家の近所にある喫茶店。

実は今まで一度も行った事がなかったが、先日時間あわせのために寄ってみた。

そこは店舗兼住宅ってやつで店の二階が住居スペースのようだった。

奥の駐車場にAを止めて、ふと前を見ると白いポルシェが止まっている。「ほ〜ポルシェか〜」と思って、なにげに隣の赤い車を見たら「それはフェラーリ号」だった。

おぉ! 何でこんな所にフェラーリが。しかも、ホームセンターで売ってる様な安物のカーポートの下に。

フェラーリと言ったら、普通あれでしょう。シャッター付きのガレージでしょう。なのにこのさりげなく質素なカーポートの下。

しかし何で喫茶店の店主がフェラーリなんだろう? ひょっとしたらバブルの頃一山当てて今は道楽で喫茶店なのか、それとも中古で安く仕入れた、ただの車好きなのか.......?

あ、今見るとちょっと古そうだな。


その喫茶店へ行った帰りに瀬戸大橋を通った時の事。

高速の電光掲示板には「故障車あり」と出ていた。しかもナビを見ると制限速度規制も出ている。

まあ、瀬戸大橋の速度規制は良くある話。きっと車一台が路肩に止まっている程度だと思っていた。

ところが現場近づくとパトカーが止まって車線規制もしている様子。それを横目で見ながら前へ進むと.........何と車一台が橋の欄干へ垂直に激突していた。

それを越えると、あわや瀬戸内海へ真っ逆さまって感じだった。

瀬戸大橋でもこんな派手な事故を見たのは初めてだな〜コワッ!


ちょっと遠回りして家へ帰る途中、何処かで見た事のある「お尻」を発見。

あ、あれは確か......と見れば「メガーヌII」だった。

思い起こせば今年の1月に試乗した車だったけど、あれから一度も路上で見る事はなかった。

全く売れていないワケではないだろうが、こんな田舎でメガーヌIIを乗るには勇気が要る。

しかし新鮮だ。

Aでさえ、職場では「変な車」に分類されている。ちょっとでも特殊な車に乗ると人格まで疑われるのは保守的な田舎ではありがちな話だ。

そう言えば先日は近所の寿司屋の前に「アバンタイム」を発見した。しかし好きな人は好きなんだと何だかこっちまで嬉しくなってしまったのだ。


何気なく走っていても「一度自分の所有した事のある車」は忘れない。

一番上の車は「ホンダのシティ」しかもカブリオレだ。確か発売が84年だから実に20年近く前の車だった。それにしても今でも乗っている人がいるとは驚きだ。

ちなみにボディの基本構造とかソフトトップのスタイリング及びレイアウトは、あの「ピニンファリナ社」に依頼したものだったらしい。

次の車はツートンの「パンダ」。新パンダが発売されても旧パンダは沢山目にする。やはり息の長かった車だ。だけどビートルは新ビートルの方をよく見かける。条件は違うけど新パンダは名前だけの車なのかも。

その下の車は地味な「シビックフェリオ」Aに乗る前に乗っていた車だ。今見ると実にジミだ。だけど当時はセダンタイプとは言え、ちょっと若々しいスタイリングに惚れていた。

なのに気が付けばこんなにジミな車だったとは....。

昔付き合った恋人に何十年かぶりに会ったら「こんな人だったっけ?」に近いものがある......かも?


遂に、地元に「ドンキホーテ」が出来た。

しかも一番交通量の多い場所だ。だから南から来る車で大渋滞を引き起こしている。

ちょっと行ってみたい気もしたが駐車場には長い列。また、ほとぼりが冷めた頃に行ってみるかな。

それも午前0時過ぎぐらいに......。


今回も、まあまあか.......では、また次回まで。


■2004年12月6日

ボケオヤジは同じ過ちを繰り返す(υ´ Д`)

え〜っと先週の木曜日からのつづき。

........さて今度は「親愛なるQに捧ぐ」をポチッといくかな。と書いた後アマゾンへ行ってみた。幸いにも先日iPod miniを買った時のクーポン2000円が使えるのだが、送り先を職場にすると実際に聴けるのは月曜日になってしまうかも知れない。それにクーポンは欲しかったDVD(ロスト・イン・トランスレーション)の足しに使う予定だったのでCDショップで買う事にした。

と言っても近所のCDショップには無かったので市内のCDショップへ行ってみた。ひょっとしたら無いかも知れないが2、3店回ればあるだろうと思い出掛けたら最初に行った夢タウン内のCDショップに1枚だけあった。

ただ普通のアーティストのアイウエオ順ではなくて「懐かしのコーナー」みたいな所だった。70年代フォークって、もう懐メロなんだよな。と実感しつつ駐車場へ戻り読書灯を点けて記念にパチリ。で、早速CD「47研究所のCD Opener」で開封しょうと思ったら......ない。

実は、この「CD Opener」は10月末に行った「吉田苑」のオフ会の時に漏れなくプレゼントで当たった物だった。漏れなくだから全員に何か当たるのだが、お客の半分が接点復活剤でもう半分が、この「CD Opener」だった。

47研究所のHPを見た時から欲しかったけど「わざわざ買うには勿体ない値段」と、47研の人も言ってたけど只で貰えるなら嬉しい品物だった。HPにも書いてある新しいCDを買ってわくわくしながら家路につき、いざ開封しようとするも、セロファンがなかなか破れずイライラする・・・これであなたもあのイライラから解消されます!」と深夜の通販番組みたいな誘い文句だが、それはその通りだった。

特に輸入物のCDはセロファンがガチガチで手で開けようにも隙間が無く、思わずCDケースにかじりついて歯で開けたことが多々ある。だから、これこそアイデア商品だと思ったし、オーヲタしか知ってなさそうな「47Laboのロゴ入り」って言うのも嬉しい。

ただ、その時に「これを必要とする時に、これが手元にない事が多いだよね〜」と言ってた。そしてその通り、CDを開封する時に何時もこれが手元にあるとは限らなかった。CDを開封するのは、やはりAの中が一番多いから、これを小物入れに常駐させておこう。

で、今回もCDケースにかじりついて歯で開けた.........(^^;)。

夢タウンにて
「親愛なるQに捧ぐ」ゲット!
「CD Opener」先っぽにもロゴが
読書灯は忘れる...
 

この話には続きがあった。

翌日、仕事へ行くと事務のお姉さんが「車の車内灯点いてませんか?」と言って来た。しかも、その他2、3人が「なんか点いてるぞ」とか「車の中のライト点いてますよ」とわざわざ言いに来てくれた。みんななんて優しいんだヽ( ´ー`)ノ 。

で、思い当たる節は前日のCDを開封した時の事。この時に車内灯を点けてデジカメしていたのだ。だから昨夜から一晩中点いていた事になる。それで、あわてて駐車場に言ったらAの天井に昼行灯(ひるあんどん)の如く読書灯が点灯していた。

しかし、これで何度目だろう?」 以前に日記にも書いた事があるけどボケオヤジは同じ過ちを繰り返す(υ´ Д`)。

Aはエンジン切ると車内灯が点いてドアを閉めても、ゆっくり消えていくから、これで点け忘れをしてしまうのだ。出来れば車内灯を点けたままドアを閉じるとアラームが鳴っても良いし、キーを抜いたら車内灯も消える仕掛けの方良いと思ったけど、これだと車内灯を点ける時にはキーを差し込まないとイケナイし、いちいちアラームが鳴るのもウルサイだろう。

出来ることなら1時間ぐらいしたら勝手に切れてくれれば一番良いのだが、点けたことを忘れないようにすればよい事だ。だけど最近どうも物忘れが激しいんだよな(υ´ Д`)。

忘れると言えばサイドブレーキを引いたままで発進する事がたまにある。駐車場では忘れることはないが、ちょっと止まってブレーキを引いた時に多い。ただ、これはアラームがピーピーなるので(後期型にはない?)気が付くのだが、これも同じ過ちを犯すボケオヤジが他にもいるって事かな?

たぶんブレーキ関係は安全に関する事だからアラーム警告が必要だと思うけど、読書灯点けっぱなしと言うのもエネルギーの無駄遣い故の環境に良くない事だと思うのだが..........とボケオヤジは屁理屈を言ってみる。

  


■2004年12月3日

何時までもつのか.....?

ネタもないのでガソリンを入れに行った。

気が付けば、ここ4回ほど燃費計算をしていなかったが、今更燃費の計算をしたところで極端に良くなる事も悪くなることも無いと思っている。それに「燃費は○○でした」と書くだけで他に書くことがなかった。

某FitのHPでは日記と称して毎回燃費しか書かないHPがあるが、そんなの見て何が面白いのだろう? Fitの燃費が良いのは分かっているけど、書くことがないから結局、燃費報告の【結果】しかないのだ。これが学会発表でだと却下されてしまう。ここは一つ何か【考察】みたいな部分も付け加えないと面白くないのだが、それが思いつかないから燃費ネタは書けなかった。

と、まどろっこしい事を書いて、とりあえず過去4回の燃費を計算してみたら「11.7km/L 9.4km/L 10.4km/L 12.1km/L」だった(結局燃費報告)

一番最後の「12.1km/L」は2回ほど瀬戸大橋を往復して来た為だと思うので、まあ大体この時期は10ぐらいか。今年の異常気象故に11月は、まだなま暖かく朝晩エアコン(暖房)を入れない分良いかも知れない。だけど、もう少し寒くなると、また10を割ってしまいそうである。

過去5年と半年経ってみて、平均的燃費は大体10〜11Km/Lだと思う(私の行動範囲内では)。そして冬場が一番悪い値が出てくるのだが、それも毎年変わらない。

しかし燃費は変わらなくてもガソリン代は変わった。一番最初に書いた99年6月の「初めての給油」では102円だったが、その後安くなったり高くなったりして先日給油した時は「126円/L ハイオク」だった。

夏頃から上がり始めたガソリン価格も、もうそろそろピークを迎えた様子で原油価格は徐々に下がり始めている。と書いたけど、これからも乱高下しそうだ。だが、例えリッター200円になっても車のない生活は考えられない田舎なので、結局は入れてしまうと思う。

ガソリンは昔から何時もニコニコ現金払いにしている。カードだと手持ちが無くても入れられて便利だが、その分何かに使ってしまい、気が付けば毎月幾らかのローン払いをしているのと同じになる。

と思っていたけど「まいどプラス」なら3円も安くなる。ちょっと考えるかな........とお粗末な【考察】しか思い浮かばなかった。

何時ものセルフにて
126円だ〜!
カードにすると3円安いのか..
今朝までの総走行距離
 

さて、今朝、総走行距離を確認したら「54909km」だった。

まあ、ざっと1年1万キロってところだろうか。幸い大した故障もなくて.......と書こうと思ったが、例の「エンジンが駆からない病が」最近になって頻発して来た。一番最初は1ヶ月に1回程度だったが、それが2週間に1回となり、最近では2日に1回起きても珍しくはない。

しかも以前だったら、再度かけ直すと大抵は1発で駆かっていたのだが、昨日は4回連続で駆からなかった(汗)。これは深刻だ。同じ不都合の経験者によると1年ぐらい経ってからは何度やってもダメで終いにはレッカー移動になったとか。

そう言えば、そろそろ1年だし、ある日突然レッカー車でドナドナされる日が来るのだろうか。ここは一刻も早く買い換えたい気分だが、W169は春までは待たないといけない感じだ。となると、ここで一度修理に出して(修理代金25万円はキツイが)1年ぐらい待って角の取れたW169を買うのも良いかと思い始めた(な〜んかCVTがタコらしい噂も聞くし(´ー`)y-~~)

さて、どっちに転ぶか、あとは神様次第だ..........(-人-)

 


■2004年12月2日

「伝道」

久しぶりにCDショップでCDを買った(と言う事で今日も音楽の話なので興味のない人はパスしてくださいな)

昔なら当たり前の事だったけど最近では「もっぱらアマゾンでポチッ!」と買う癖が付いてしまっている。だから、少しでも早く聴きたい時や、たまたま探していた物が店頭にあった場合以外では買わなくなっていた。

その買ったCDと言うのは、恥ずかしながら70年代のフォークソング「加川良の教訓1」だった。何で今頃こんなCDを買ったのかと聞かれれば、話はちょっと複雑なのだ。いや、そうでもないか、ある人と人生に挫折したり落ち込んだ時に「どんな曲を聴いたら心が癒せるか」と言う話になった(まぁ、そこまでは色々あったけどそれはナイショ)

で、お互いイイ歳だから昔の曲が沢山出てくる出てくる。それは昨今の癒し系フィーリング音楽と言う「ゆるいもの」ではなくて、もう少しダイレクトに伝わってくる曲が多かった。で、加川良の歌う「伝道」と言う曲を思い出したのだ。

それが「教訓1」のラストの曲だった。

ただ、これを聴いたのは遙か昔の話、あれは確か中学生の頃だったと思うけど、友人から借りたLPレコードだった。だから、それ以来聴いていなかったのだ。とても気に入ったレコードだったけど当時は他に欲しかったレコードも沢山あり1ヶ月のお小遣いを工面して買わなければならなかった。

だから一度聴いたから、別のレコードを買ったのだと思う。本当に気に入った曲ならば、借りたりテープに録ったりせずに、ちゃっと買っておけば良かった。ただ、今なら買おうと思えば買えるし最近のCD再発ブームに乗って店頭でも時々見かけていた。だけど結局買うきっかけが無かっただけだ。

で、その話をした途端に「伝道」が聴きたくなった。ものすごーく聴きたくなった、今すぐ聴きたくなった。

それで仕事帰りにCDショップへ寄ってみたワケだ。幸いにも加川良のCDは、この「教訓1」だけが1枚店頭にあったので迷わず買った。本当は、その次のアルバムである「親愛なるQに捧ぐ」も欲しかったんだけど。

それは昔の反動かも知れないが、今は聴きたければ「即買」しかも気に入れば、そのアーティストのCDを全部買う「大人買い」までしてしまう。その上、直ぐに聴きたいので買ったばかりのCDを車の中で開封、ナビのMSVに取り込むと言う行為だ。

だから今は一枚を大切に何度も聴くことがなくなったのかも知れないな。と、思いながらCDを開封、それには「47研究所のCD Opener」がイイ(けど、その話は長くなるのでまた何時か)で早速、聴く事にした................

悲しい時は悲しみなさい 気にすることはありません.........生まれて死ぬまでつきまとうのは 悩みというものだけなのですよ」............。

CDショップにて
ジャケットはオリジナルのまんま「教訓1」
47研究所のCD Opener
 

 

昔のまんまだった。

アコースティクギターのシンプルな歌い出し、それに子供達の声が入って、最後には大合唱になる(ちょっとヘイ・ジュードっぽい作り)。不思議と歌詞を全て覚えていたのは、歌詞が単純だったのもあるけれど、この曲のインパクトが凄くて(多感な中学生時代だったから)、今でも鮮明に覚えていたのだと思う。

ただ最初はテープのヒスノイズが気になった。当時はそんな事は分からなかったけど、音楽より音を最初に聴いてしまうなんて嫌なヤツ。他の曲ではバックが当時の「はっぴいえんど」で、これまたバランスの悪い下手くそな演奏だった。だけど、加川良の歌声は実に味がある。関西では西沢学園のCMでも使われたりして未だに活躍しているそうだ。

しかし、この曲を聴いていると何だか不思議な感覚に陥った。当時住んでいた家とか出来事とかが走馬燈のように思い出され(←フォークソングではよく使うフレーズ(^^;)。今の自分と昔の自分が別人のようにも感じたのだ。

この曲がなんで癒しなのかと思えば、最近の曲は挫折しても悲しんでも「夢を諦めるな」とか「涙を拭いて立ち上がれとか」あまりにも「頑張れ」を言い過ぎていると思ったからだ。悲しい時は悲しまないと心の破局を迎える事になる「頑張るな」と言われてこそ心のリセットは出来るのだ。

家へ帰ってiTunesにも取り込もうと思ってCDを入れると、オリジナルの発売元であるURCレコードのHPへ誘導される仕組みになっていた。驚いた事は、今の版権は、あのavexグループの「avex io」が持っていた(その歴史もHPで紹介されている)。

今から思えばURC(アンダーグラウンドミュージック)と言う会社は日本のインディーズレーベルの原点とも言える存在であり、その後の日本の音楽シーンに与えた影響は大きい(陽水も加川良や高田渡の影響を感じる)。ただ今の生き残りは、はっぴいえんどの残党と、なぎら建壱ぐらいぐらいか?

URCの原点は、当時メジャー化され商業化される事を拒むように関西を中心としたアンダーグラウンドな活動だった。それは関東を中心としたアメリカのフォークソングに影響を受けたカレッジフォークの流れをくむ音楽とは対当したものだ。

マイク真木が歌う「バラが咲いた」に対して「バラが咲いたって腹の足しにもならない、そうじゃないだろう?もっと本音を言えよ」とばかりに反戦や貧困を歌った歌が多い。

イラク戦争や北朝鮮の問題など今でこそ再評価されても良い音楽、だなんてジジィみたいな事は言わない。だから今は「オレンジレンジ」でも聴いてぱーっとやればいいんだよ................(´ー`)y-~~と思うけど「伝道」は71年発売だから33年経った今でも心に染み渡ります。

さて今度は「親愛なるQに捧ぐ」をポチッといくかな。